1.一日目(若松宿から芦屋宿)
赤間宿を目指すには、小倉ー黒崎宿ー木屋瀬宿ー赤間宿のコースと小倉ー若松宿ー芦屋宿ー赤間宿のコースがあります。本日は芦屋宿コースを歩き、若松宿から芦屋宿を目指しました。
若松の町中は都市化の影響で旧跡を見いだすことは出来ませんでした。
街外れの「小敷」に「太閤水」の井戸が残っていた。太閤が名護屋出陣の際に立ち寄られ、召し上がられたという。
芦屋の町に入る手前に「安徳天皇行在所の石碑:大君神社」があった。安徳天皇と平家一門が立ち寄られたことを示しています。
その後、遠賀川の橋を渡り、昔、岡湊と呼ばれ、繁栄した芦屋の町に入ります。
江戸時代は福岡藩の遠賀・鞍手・嘉麻・穂波郡の年貢米の集積地物資の積出港として隆盛を誇り、「芦屋千軒、関千軒」と下関と並び称せられるようになりました。
宿場跡、役所跡、劇場跡、岡湊神社等歴史的な遺構が沢山あり、奈良時代より栄えた港町であることを再認識いたしました。
10/18唐津街道紀行一日目(若松宿~芦屋宿)