〇中山道木曽路:妻籠宿へ
2010年5/7から5/28の22日間をかけて、「日本橋」を起点に「草津」まで中山道を歩きました。中でも峡谷の新緑と木曽川とのマッチングが素晴らしい「木曽路」が瞼に残像として残っています。その記録を再編集してみました。「福島宿」に続けて「妻籠宿」「馬籠宿」を掲載します。
1.一日目 福島宿⇒上松宿⇒須原宿
本日は小雨の中、福島宿を出発して、木曽川を眺めつつ歩行いたします。約1時間の後.名所:「木曽の棧」に到着。
その後6km歩行後、これも名所の「寝覚の床」に着きました。
浦島太郎が”玉手箱”を開けたという「浦島伝説」を持つ、木曽路随一の名所であるそうです。
木曽川の激流が白亜紀の花崗岩を浸食して作り上げた屏風岩などの奇観は、国の史跡名勝天然記念物に
指定されています。その後、名所:「お小野の滝」を見物し、須原宿に到着しました。
2.二日目 須原宿⇒野尻宿⇒三留野宿⇒馬籠宿
本日も雨、須原駅前から歩行開始、しっとりとした宿を見学し、木曽川に沿って南下していきます。
野尻宿を通過する頃、止んだようです。ガスった木曽の山々、その中に、陽がさした山々も時折、
顔をのぞかせます。素晴らしい光景です。
大分、南下して来たせいか、木曽川の幅も広くなり、川の石も丸みを帯びてきたようです。
三留野宿に着いた頃には、雨も完全に止み、美しい「桃介橋」を眺めながら、昼食をとりました。
それから、和合、神戸部落等の坂道に入り、約1時間程で妻籠宿にの入口に到着しました。
3.妻籠宿
妻籠は、国の「重要伝統的建造物群保存地区」第1号の指定を受けただけに、江戸時代の宿駅の
姿を往事のままに残す活動が、町全体でなされています。
夜は蛍光灯等の光は全く無く、旅籠の明かりだけで、他に光はなく、幻想的な空間でした。
08/14中山道紀行-15(福島宿~妻籠宿)
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