○JR呼野駅から採銅所を目指す
その後、322号バイパスと出会い、そのまま「金辺トンネル」を歩行し、採銅所を目指します。(旧道はトンネル上にありそうでしたが、見つける事が出来ず・・・・)しばらくすると、右手に 「庚申塚」があり、後方を振り返ると「竜ケ鼻岳(681m)」が聳えていました。金辺川沿いに下って行きますと、右手に「古宮八幡宮」その横には「採銅所里程標」がありました。この場所が「採銅所宿」であったようです。
○香春宿模様
その後、「香春神宮院」「本町里程標」と出会い、更に進みますと「香春藩庁跡」「井能忠敬測量地跡」の遺構がありました。昔風の家並みが続く「香春宿」を通過し、後方を見ますと約1/3程度の高さに削られた「香春岳」が望めました。
○猪膝宿
やがて「川渡り神幸祭」がある彦山川に出会い、「伊田」の町を通り、「JR田川後藤寺駅」前に着きました。ここで遅い昼食をとり、その後、約1時間強歩行し、目的地の「猪膝宿」に到着しました。猪膝宿は炭坑により伊田、後藤寺が栄える前までは、田川地域唯一の商業地で宿場と共に繁栄し、参勤交代で大名たちもここを利用したらしい。「漆喰造りの古い醤油屋」に見られるように江戸時代の面影が残っていました。又、日本武尊との関係伝説がある「太刀洗井戸」がありました。
10/29秋月街道紀行-2日目(呼野宿~猪膝宿)