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1.吉田宿から藤川宿まで
8時に吉田宿を出発。しばらくは旧道を歩行していましたが、コンビニ等がないため、1号線を歩行する事にしました。途端に、「300.5kmの標識」が目に入りました。新天竜川橋上が250kmでしたから、それから50km京都へ近づいたことになります。
しかしながら、後ほど解ったのですが、旧道を通っていれば東海道一と言われる「御油の松並木」を拝見出来たのですが見落としたのが残念でした。又、御油宿と赤坂宿は、広重の絵で旅の風情が生き生きと描かれているそうで、特に、赤坂宿は旅籠の様子を詳細に描かれているそうです。旧道を通るべきだったと言っても後の祭りでした。「本宿」からは、旧道と一号線がほぼ重なっていましたので遺構類の見落としはありませんでした。
家康とのゆかりが深い「山中天神社」を左手にみて、少し往くと藤川宿の「東棒鼻跡」に出会いました。
2.藤川宿
(棒鼻とは宿場への出入り口のことで、大名の通行際には、役人がここで出迎えたそうです)
又、標識にも岡崎ヘは一里半と表示されています。「藤川宿」も昔風の町家が整然と1kmほど続いていました。
町をあげて整備保存に力を入れているように思えました。街外れには、「素晴らしい松並木」が400mほど、延々と続いていました。
3.藤川宿から岡崎宿
藤川宿を出て、北西の方向へ耽々と歩行いたします。遺構らしきものは見当たらず、「岡崎城」を早く見てみたいという思いに駆られます。約1時間ほどで岡崎に到着。岡崎城のある「岡崎公園」まではそれから40分程かかり大手門を見たときは、夕暮れ時で、岡崎城は翌日見学する事にいたしました。旅館の側の、外濠に当たる川
に、「竹千代橋」という橋がありました。家康の「岡崎城」である事を再認識した次第です。
●江戸から321.5km地点
08/01:東海道紀行-13(吉田宿~岡崎宿)
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