○千手宿から八丁峠越え
「千手宿」到着後、直ぐに歩行を始めます。丁度この地域を台風が通過中で、かなりの風が吹いているようです。この「千手宿」は大正時代には街道に沿いに、旅籠、医院、鍛冶屋等が軒を連ねていたようです。
台風直下、強い風を受けながら、「八丁峠」を目指します。山道の旧道を往くか、このまま322号線を往くか迷いましたが、天侯、独行である事を考慮し、安全サイドを選択し、322号線沿いのつづら峠越えで秋月へ向かうことにしました。
風と雨に苦労しながらも、何とか左上に「古処山」正面には「甘木方面」を眺望できる「展望台」に着きました。
ここからは下りです。旧道案内の標識を見つつ、秋月城下町への入口に到着しました。
○野鳥川沿いに秋月城下町を目指します。
後面に古処山を背負った野鳥川沿いの旧道を歩きました。「番所橋」、「民家の水車」等、普段では見られない風景に満足いたしました。
○秋月城下町
秋月は、1623年に黒田長興を藩主とする秋月藩の城下町として成立し、江戸時代を通じて城下町として繁栄したようです。「杉の馬場:桜並木」「石田家住宅」「眼鏡橋」等の遺構がそれを物語っているように見えました。
10/31秋月街道紀行-4日目(千手宿~秋月宿)
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