1.由比宿から薩埵峠
楽しみの「薩埵峠(さった峠)」越えです。天気が良いので冨士山みえるかな?と思いつつ「蒲原宿」に似た「由比宿」の町並みを歩行いたします。あちらこちらに、由緒のある家の説明板が立っています。相当に古いままの姿で保存されているようです。右側に急坂が見えました。いよいよ登りです。昨日「桜エビ」料理を堪能し、飲んだアルコールの負担がこれから来そうです。45分位の登坂で「薩埵峠」に着きました。冨士山は稜線だけの姿で今日も勇姿を見せてくれません。隣にいた方に尋ねますと、11-3月は素晴らしい姿を見せるとのことで、(時期ではない、無理もない)なと自問自答した次第です。昔薩埵山は、戦いの上で、戦略的な場所であったようです。①武田信玄が駿河進攻の時、今川氏真、この山に迎え討ち敗退②今川氏救援のため出兵した北条氏と武田軍が3ケ月余り対陣等等、パネルに書かれていました。
<由比宿の町並>
<薩埵峠>
2.興津宿から江尻宿
峠を降りて「興津宿」へ向かう。興津は古くから交通の要衝として知られ、宿場町として賑わったとの事です。JR興津駅 から少し先に、城郭のように見えた寺がありました。「清見寺」という寺で奈良時代に創建された古刹で家康とのゆかりも深く、今川家の人質で駿府にいた頃にしばしば訪れていたようです。庵原川を渡り、「江尻宿」に入ります。この宿は、駿河では府中に次ぐ宿場であったそうです。今は「清水銀座」という商店街になっていて当時のお目陰はなさそうです。むしろ「清水次郎長」の清水港で知られる町であるようです。ここで昼食兼小休止をとりました。
<興津宿>
○古刹:清見寺(徳川家康とのゆかり)
3.江尻宿から府中宿
「稚児橋」を渡り、府中(静岡)へ向かいます。途中、道を迷いましたが17時頃「府中宿」に到着。風呂を済ませ、コインランドリーに直行。途中、ガソリンスタンドで良い店を紹介してもらう。「さしみ」「やきとり」「ニンニクの丸焼き」・・・等等、久しぶりの多数のメニューを楽しみ、脳も満足した夕食となったようです。
○有名な追分羊羹店
07/27東海道紀行-8(由比宿~府中宿)
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