私の記事をご覧いただいている方に、gooブログから閲覧されている方が何人かいます。
その中で、いつも応援クリックいただいている方がいて、いつも励みに感じています。
ところで、いつもご覧いただいている方たちへの応援等の反応を、忘れていました。
ここ最近ブログを再開し、10年以上ブログの書き込みから遠ざかっていたせいか、あまり習慣がなく申し訳ございませんでした。
ブログを観て、ただサヨナラだとなんか切ないですね。今後は、できる限り反応するようにしますのでご容赦ください。
さて、物事に熱中すると周囲を忘れるのは、いけませんね。
バス会社の研修の多くは、バス運行に関する基本動作を体に叩き込む事をに終始します。
端から観ると、「何でこんなに几帳面なまでに法規運転を叩き込むのか?」と、疑問に感じると思います。
公道は自動車教習所でないので、「もう少しリラックスして運転してもいいのでは?」と、心配の声を頂くこともあります。
しかし、バス運転士は一般ドライバーと違い、警察や市町村から「模範的運転とは何か?」を、市民に示す事を期待されています。
特に路線バスは地方公共団体との繋がりは密接で、実質公務員と同じような待遇も保証されています。
その様な立場では、バス会社が模範的運転を行うのとも一つの市民向けのパフォーマンスとして必要なのです。
市民への配慮と同じように、ブログの世界もバス運転士という公務員的な立場から細かな配慮は必要と感じました。
都心近郊の県では、ダイヤを相当な量の減便を行っているそうです。
その結果、市民の交通に大きな影響が出始め、特に高齢者が悲鳴をあげています。
先日の記事で、「業界自体が緩やかな衰退の道を選び、徐々に規模を縮小していくのではないかと感じています。」と、私見を述べました。
確かに減便の状況を観ても、大都市圏は緩やかです。
しかし、近郊の県やそれ以外の田舎では、かなり大規模な減便がされているようです。
これだけバス会社を支える地方公共団体の財政が厳しいということでしょうか?
人材不足が原因と云われますが、もしもそうならば国が少しのアピール活動を行えば済むことです。
ここまで来ると、地方公共団体の財政状態を疑いたくなってしまうのは私だけでしょうか?
路線バスは、今後縮小するしかないように思われ、バス会社はその他の収益元が一層重要に成ると考えます。
おそらく、直ぐに考えられる収益元としては、貸切(観光)バスと特定(送迎)バスが有効に感じます。
しかし、バス会社や鉄道会社は基本的に土地や建物をその名義で多数保有します。
これらの利用する不動産業も収益元として、以前からございました。
今後、これらの路線バス以外の収益の充実が、バス会社の生き残りの鍵になるでしょう。
「路線バスの運転士から営業社員に配置転換」なんて云う、以前にはないことがおこりそうです。
「聞いてないよ!」なんて言う若い運転士も出てきそうです。
所長が、運転士しかしたくないという人間より、内勤やその他の部署にも意欲のある社員を希望していた意味が分かりました。
やはり、男の子はどこに行っても営業からは逃げられないようです。