今日は4月1日(エイプリルフール)です。会社はいつも通り女っ気がなく、粛々と運行を行っていました。
バス会社は本来路線バス以外にも送迎バスや観光バスの運行も行っています。
その際、添乗員や介護の付き添い人としてバスに一緒に乗車する方は、女性が多いです。
観光バスの場合バスガイド、送迎バスで特に福祉関係のバスには介護要員が添乗します。
この添乗は、単独で行う場合に無資格で出きるものでなく、バスガイドさんは国内旅程管理主任者、介護要員の方は介護職員初任者研修修了者という国家資格が必要です。
これらは法定の研修を受け考査を通過して、与えられるものです。
そんなこんなで、近年ではバスガイド経験者が介護職員初任者研修修了者を取得して介護送迎バスの添乗員になる方もいます。
もちろん、バス運転士が福祉資格を取って福祉専門のドライバーをやっている方もいます。
ただし、介護送迎バスは男性バス運転士が嫌がる仕事の一つで、運転ルールや車内対応など細かな規則が多く難しい側面があります。
とにかく、送迎バス全般にいえることですが、委託先によってカラーが鮮明であり路線バスのノリで仕事をすることが厳しい仕事です。要するに、「めんどくせえ!」というのが本音です。
このような男性バス運転士が敬遠する仕事は、意外と女性バス運転士からすると無難な分野だったりします。
介護職員を経験された方や、介護職員初任者研修修了者の資格をお持ちの方、介護専門の仕事に疲れた方には、介護送迎バスはもしかしたらチャンスかもしれません。
一応、仕事の概要もリンク掲載しておきますので、ご確認ください。
東京福祉バス株式会社は、以前より介護送迎バスに力を入れていることで有名です。
もしも、大型二種免許を持っていれば直ぐに介護送迎バスにも乗れるかもしれませんので、ご確認ください。
今後、女性バス運転士の稼げる資格が、大型二種免許と介護職員初任者研修修了者(介護福祉士や看護師でも可)の2つになるかもしれません。
バス業界も女性の職場を作らないと、全体的な若返りが難しいと思います。
さて、東京福祉バス株式会社についてホームページを観てると、私も応募したくなります。会社もしっかりしていて、良さそうです。
路線バスと兼務でやると送迎バスは「鬱陶しい仕事」かもしれませんが、専属でやると面白そうです。
特に福祉という専門性が身に付くものは、私も興味があります。