Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

大手バス会社勤務の路線バス運転士です。バス運転士の日常をお届けしたいと思います。

2024年問題と影響(2)

2024-04-11 22:32:14 | 日記
4月に入り11日が過ぎましたが、正直な感想として「忙しくなった。」様に体感で思います。

今まで片番勤務(半日勤務)の数が若干減った様に感じます。

給与についても基本給が上昇し、全体的に金銭面では潤いそうです。

ただ、この様な状況が進むということは、基本的に既存の運転士を大切にすると云うことで、新たな採用については消極的になると云うことかもしれません。

とはいえバス業界は、基本的に出入りの激しい業界です。

そのため、採用を大幅に差し控えることはないと思います。

しかし、コロナ時の頃まではいきませんが、新規の運転士の増加は余り見込めないと思います。

この様な状況の中で、不謹慎かもしれませんが私自身バス業界に入り非常に恵まれた環境を提供いただき感謝しています。

私がバス会社に入社した令和2年2月は、翌月からコロナの緊急事態宣言が発せられ外出自粛要請の中、減便は有ったものの給与はそれなりに貰えました。

また、10万円の国民総支給が有ったため、生活に困ることはありませんでした。

その後も様々なタイミングが合い、余暇を楽しんだり、資格を取得したりと、自分が以前からやりたいと思っていた最低限のことを行うことが可能でした。

今回の2024年問題も、最初はどうなるかヤキモキしましたが、蓋を開ければ自分に有利に進んでいます。

本当かどうか分かりませんが、再度10万円の国民総支給があるとか無いとか…噂話ですが、耳にします。

この様な時期に、4年以上の路線バス運転士の経験があることは、非常に心強いです。

まさにこの混迷極める時期に、バス運転士でいられることは、天の配剤を感じます。

天に守られているとまでは断言しませんが、大切にしなければいけない縁を感じざるを得ません。