フランスでは、現在稼げるおすすめの仕事が電気工事士だそうです。
その次が冷凍車の運転士とクレーン操縦士、配管工で、男性で稼いでいる人のほとんどかこれをしているそうです。
そのため日本の若い人は、これから電気工事士になれと強く勧めていました。
若い人で将来に不安を感じている人は、第二種電気工事士の資格だけでも取得しておくと色々と潰しが効きそうです。
中高年については、電気工事士の資格を取得しても、現場をバリバリこなるかどうかは微妙なため、敢えてお勧めはしません。
その理由は、未経験の中高年が現場で脚立に登る仕事を、現場監督が許すか分からないためです。
そのため、未経験の中高年は電気主任技術者の方が、キャリア形成には現実的と感じます。
IT系については、ここ5年間AIの普及によりIT業界はパニック状態になっていたそうです。
AIに対する認識の違いが、経営管理者とIT技術者の間で乖離がひどく運用面で多くのトラブルが発生したそうです。
ようやくここ最近、経営管理者の側のAIへの気付きが始まり、元のIT環境に戻そうとする動きが始まりつつあるようです。
ちなみに、AI運用により最も影響を受けた業界は運転士で、特に電車の運転士は代替されつつあるようです。
路線バス運転士には言及していませんが、フランスのバス運転士事情を調べると、日本とあまり変わらないように思います。
さて、バス運転士の給与面について、ここ1年ぐらいに入社した人間以降は、低賃金であまりおすすめの出来ない職業になりそうです。
以前も言及しましたが、既存の運転士の待遇はある程度保証するが、新たな社員としての運転士採用については会社側が慎重になるように感じます。
もしかしたら、アルバイトのシフトの補充要員の募集になるかもしれません。
要するに、業界自体が緩やかな衰退の道を選び、徐々に規模を縮小していくのではないかと感じています。
実際に都心近郊のとあるバス会社は、路線により土日祝のダイヤを廃止した会社もあります。
そう考えると我々は、昭和の最後の逃げ切り世代になるのかもしれません。