外注先とのトラブルの話を書きましたが、このA社、派遣事業も行っていて、私の両腕(片腕ではない)として活躍してくれている派遣従業員(仮にB氏とします。)の派遣元でもあります。
IT業界では一括請負と呼ばれる「最初に提供物と価格を決定して開発を行う」タイプと、作業請負と呼ばれる「最初に人月単価(一人当たりの一ヶ月分の価格)と作業期間を決定して開発を行う」タイプの請負契約があります。
派遣と作業請負の違いは指揮命令系統がどちらにあるかで区別します。
さて、今回、B氏が設計書を書き、A社に製造を委託するという構図になっているわけですが、これはシステム開発の現場では非常に多発するケースです。
そのために派遣従業員を置いてあるといっても過言ではありません。
よくあるケースですが、
この場合、B氏の立場は非常に難しいものになります。
職務上は派遣先である弊社の利害を第一義に考えて行動することを求められます。実際に、B氏本人の懐に響いてくるのは派遣元の収益ですから、外注先の利害を無視できません。
というわけで、うまくいくとWin-Winの良い関係が期待できるわけですが、そこに持っていくのはかなりの技量が必要です。
今回は、A社の担当はB氏の後輩にあたる人でしたので、素直に教えを請う&後輩を育成する美しい構図が展開され、開発作業は非常にスムーズに進んだと思います。
また、一括外注するにあたって、見積時に「今回の開発はプロトタイピングでお客様が意思決定するから、設計書の決定がぶれる可能性がある。かつ、お客様の担当者がコンピュータシステムに関して素人」ということから、『1割程度の仕様変更を見込んだ金額』を出すように指定してありました。
(通常は、そんなバッファはなくても2割やそこらの仕様変更は当然のようにあります。見積には当然見込んでおくものです。)
だから、結構、利の厚い商売がしてもらえたと思っているのですが・・・
(弊社の他の部署の仕事で、かなり搾取されて嫌気がさしていたのを知っていたので。)
今回のトラブルで一番気になっているのが、このB氏のことです。
気持ちよく仕事してもらうには、どうフォローしたものか・・・・
IT業界では一括請負と呼ばれる「最初に提供物と価格を決定して開発を行う」タイプと、作業請負と呼ばれる「最初に人月単価(一人当たりの一ヶ月分の価格)と作業期間を決定して開発を行う」タイプの請負契約があります。
派遣と作業請負の違いは指揮命令系統がどちらにあるかで区別します。
さて、今回、B氏が設計書を書き、A社に製造を委託するという構図になっているわけですが、これはシステム開発の現場では非常に多発するケースです。
そのために派遣従業員を置いてあるといっても過言ではありません。
よくあるケースですが、
この場合、B氏の立場は非常に難しいものになります。
職務上は派遣先である弊社の利害を第一義に考えて行動することを求められます。実際に、B氏本人の懐に響いてくるのは派遣元の収益ですから、外注先の利害を無視できません。
というわけで、うまくいくとWin-Winの良い関係が期待できるわけですが、そこに持っていくのはかなりの技量が必要です。
今回は、A社の担当はB氏の後輩にあたる人でしたので、素直に教えを請う&後輩を育成する美しい構図が展開され、開発作業は非常にスムーズに進んだと思います。
また、一括外注するにあたって、見積時に「今回の開発はプロトタイピングでお客様が意思決定するから、設計書の決定がぶれる可能性がある。かつ、お客様の担当者がコンピュータシステムに関して素人」ということから、『1割程度の仕様変更を見込んだ金額』を出すように指定してありました。
(通常は、そんなバッファはなくても2割やそこらの仕様変更は当然のようにあります。見積には当然見込んでおくものです。)
だから、結構、利の厚い商売がしてもらえたと思っているのですが・・・
(弊社の他の部署の仕事で、かなり搾取されて嫌気がさしていたのを知っていたので。)
今回のトラブルで一番気になっているのが、このB氏のことです。
気持ちよく仕事してもらうには、どうフォローしたものか・・・・