オリヴィアを聴きながら

2男児の母、業歴XX年のシステムエンジニアが日々のもろもろを雑記します。
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社長の思考回路

2007-05-20 19:48:24 | 日常
オットの父がワープロ欲しいと言ったのはかれこれ15年近く前。

ワープロ専用機がまだ存在していたが、いづれ淘汰されることは明白だった頃。
会社で廃棄処分にした一体型のDOSV機と、モノクロレーザプリンタを入手して、一太郎のDOSV版をインストールして、高速プリンタ付きのワープロ専用機として提供した。

電源オンで一太郎がサクサク動く設定だったのでオット父は気分良く使って、町内会の配付資料などを作成していた。

時代は流れて、さすがに年代モノのパソコンも壊れて、孫にそそのかされたオット父はVALUESTARかなんかを購入した。
ソフトウエアのバージョンアップについていけず、毎度、毎度、同じような質問責めにあう。
私はプロだし、教えるの嫌いだし、かなりしんどい。
が、オット父はヨメだしプロだし教えてくれるのは当然と思っているらしい。


さて、私の父がパソコンが欲しいと言ったのは6年前。里帰り出産で同居していた私が持ち込んだノートをダイアルアップでモデムにつないでv社内のメールを受信したり、ネットサーフィンをするのを見ていたあと。
目的は株価のウォッチ。

ソフトバンクの株主になったのも後押しして5年前にノートパソコンでわいあレスなネットカンキョウを構築した。(私が)

で、株価チェックだけは自力でこなす。(まい yahooをそのように設定したので...)

が、それだけ。

購入前にはパソコンで何ができるかを問うたが、以後何かのやり方の質問をすることはない。
文書の原稿を手書きで作成して待っていて、その作成についての見積(時間)を質問することはある。

そう、彼にとってパソコンは自分で使うものではなく誰かに使わせてその結果を受け取るものである。

経営者だから。

資源の効果的な配分を考えるなら、自分が使い方を覚えて仕事するよりは外注した方がパフォーマンスがいいという判断である。

そして彼の周りには安価な(夕飯とか。ビールとか)労働力が豊富なのである。

妹婿やオットが安価な労働力ではなくなる頃には息子1号が労働力に成長しているに違いない。
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