人間カネが絡むとなかなかにややこしいものです。
中部地区の人にとってはクルマってのも思い入れが深いようで。
クルマの売却を決めて、買取査定サイトに登録したらやたらと中古車買取業者から電話がかかってきます。
オットも私も生まれて初めて購入した新車なわけですが、2年間乗っただけでした。
2年分の経費を考えると毎月7万円以上かかった計算になります。駐車場代をいれると8万円を超えます。
やはり、高すぎる。
しかし、オットも子供たちも今の車は大好きだったので、手放したくはなかった。
まずは、私の父が商用で乗っている日産のセレナが10年を超えて買い替えを考えていると聞いていたので、父へのリースを考えました。
クルマのサイズ的には同じくらいですし、バックモニターやらカーナビやら、パワースライドドアやらがついていて足回りも良い分、快適なはず。駐車場の相場が5万円程度だから、レンタル料は駐車場と相殺で休日のみ自分たちが利用できればいいかな?
と考えました。
が、父はトヨタ車には良い思い出がない上に、セレナを整備に出したらエラく調子がいいし、すでに70歳を超えた身で、新しい車の操作方法になれる自信がないと断られました。妹夫婦の乗っている車がえらくボロだから売ってやってくれるなら資金援助すると申し出てくれたのです
が・・・妹夫婦は・・・(以下、自粛)
それで、オットは「親父(隣県に住んでいて78歳)にあげよう」と言い出しました。
オット父が乗っているカローラが購入から10年近くになるのです。
(ただし、オット父は普段ほとんど軽トラに乗っていてカローラに乗るのはオット母と病院に出かけるときだけ。)
そんな遠くにクルマを置いていても自分たちが乗れる機会があるわけじゃないし、オット父が乗れるわけもない。
オット父はオートマ車には乗れないんです。
今の車が古くなって買い換えたいというのならアイシスを売った金でカローラの新車を買ってあげたらいいでしょうと薦めたのですが、
それはいくらなんでも受け取ってもらえないでしょうと(いや、受け取ってくれると思うけど、新車。)オットの意見で、やはり売ることに。
で、私が査定に声をかけたんですが・・・
GWに引越しが終わってオット父とあった際に「あのクルマ、売るならオレが買い取りたいから売ってくれ」というオット父。
「乗れないでしょう?」と言ったのですが「乗れるし、孫たちが来たときに大勢で、出かけたいから売ってくれ」とさらに食い下がる。
「オートマのクルマに乗れるように講習も受けたし・・・」と前向きなオット父。
ま、親子で話し合ってもらうことにしてオットに案件を引き継ぎました。
売るより面倒がなくていいなぁ(結局面倒な手続きは私がやることになるんだし)、でもオット父が使うならディーラーに持っていって点検してもらわねば、自分の転居まで日もないし・・・と一人あせる私。
が、またもや「やっぱり親父いらないって!」と覆る。
何でも、「いくら?」というオット父に「150万~200万」と答えたオット。(それは中古市場での売値だって!買取価格はもっと安いでしょ!!)「そんなカネはだせん。売れ」ということになったらしい。
どうも、あまり乗り気じゃないオット父だったが近所に住むオット姉が「買え」と迫ったらしい。(オット姉は以前から「ミニバンを好きな時に借りられる」状況を狙っていて(自分で持つんじゃないところが味噌)、私たち夫婦にも盛んに買えと薦めていたんだった。)
しかし、オットよ。なぜ実の親にそんな価格で売ろうとする?中古車の一台くらいくれてやれ!!!
オット父もいったい幾らだと思って「売れ」といったんだろう?
と、いうわけでやはり売り先を探さねばならない。
めんどくさい。
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