文と写真は関係ありません。
南三陸町の惨状(写真初公開)
いま日本が揺れている。予測は尽き難いが何かが起こる可能性は十分ありえる。
こんなことを書くとオオカミ爺と間違えられるがあえて陳べたい
ロシア絡みの戦争かも、チャイナの台湾侵攻かも分からないが、巨大地震か噴
火が本土を襲って大津波が発生する可能性だってある。だから安心は禁物である。
忘れもしない2011年3月11日は家内と朝から散歩をしていたが寒かったので早々に
帰宅し、パーマ屋に行った母を迎えに行って帰宅したが正午ころであった。
昼食を食べて一服している所にあの巨大地震が襲ってきた。
幸い海抜20メートルの高台にある自宅は津波による被害は無かったがあの大地震に
はかって経験のしたことがない程の揺れだった。
(お役所は信頼できない)
電気と水そしてガスは止まり、町にはサイレンが鳴り響き「大津波に注意」との町
内放送が繰り返し叫んでいた。その40分後言語に絶する大津波が押し寄せた。
わが市では年に一度の防災訓練の度に、三日間分の食料は確保していると謳ってい
たが実際には市民の一日分の食料さえままならぬ状態だった。
この経験からお役所は信頼できないことが分かった。
(水、食料は備蓄せよ)
できる限り米、缶詰の類を買い求めて非常用としてダンボール箱に保管することである。
水は飲料用水として20リッター容器に少なくとも5~10は用意すべきであるが、スーパー
で販売している清涼飲料水を備えておけばなお良い。
汚れに使う場合は、空いたペットボトルに水を入れて軒下に並べて置くと意外と便利である。
重ねて云うが生き延びるためには全て自己責任となるのだ。
(ランタン、懐中電灯、電池、ライター、トイレットペーパー、紙タオル等用意せよ)
言うまでもないがこれらは生活の必需品である。さらに付け加えると手袋、タオル、水
のいらないシャンプーもあればよい。
(現金を用意せよ)
当たり前のことだが町の全ての商業活動が停止する恐れがある。もちろん電気が止まるの
だからクレジットなど使えなくなる。その時活躍するのが現金である。
(車にはいつもガソリンを満タンに)
東日本大震災の時には軒並みスタンドが休止しガゾリン不足に見舞われた。
ガソリンが無くなるときに重宝するのがガソリン携行缶である。これならスタンドが開いた
ときに携行すればガソリンが手に入る。
(ペットの食料)
これが意外と盲点である。スーパーも被害を受けて買い求めることが困難になる。
故に、一ヶ月ほどの備蓄は必要となる。
(トイレ事情)
震災では水洗が機能しなくなる。そんな時は学校のプールの水を利用することである。
それが出来ない場合にはペットボトルを増やし(家の周りに多く)ておく手がある。