陽明「伝習録」の中巻「抜本塞源論」を何度も何度も読み返している。
陽明の四句訣、すなわち『善なく悪なきはこれこころの体、善あり悪あるはこれ意の動、善を知り悪を知るはこれ良知、善を為し悪を去るはこれ格物』について、さほど重要な四句ではないとする解釈と、この四句こそが陽明の宗旨であると固執する解釈とがある。
言行にさまざまな解釈はあっても、陽明自身は明快な思想家である。
陽明の四句訣、すなわち『善なく悪なきはこれこころの体、善あり悪あるはこれ意の動、善を知り悪を知るはこれ良知、善を為し悪を去るはこれ格物』について、さほど重要な四句ではないとする解釈と、この四句こそが陽明の宗旨であると固執する解釈とがある。
言行にさまざまな解釈はあっても、陽明自身は明快な思想家である。