旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

哲学辞典

2010年10月06日 20時22分46秒 | Weblog
岩波書店「哲学辞典」は昨年手に入れた。昨日、平凡社の「哲学辞典」を入手した。「そこに山があるから」のたぐいで「そこに哲学辞典があるから」つい買ってしまう。興味があるターム(用語)を片っ端から引いてゆくと「目から鱗」状態で新しい発見がある。そして、同じ言葉を数種の辞典で引いてみるのが興味深い。ふたつの哲学辞典はほぼ同じ規模の辞典だから比較が容易なのでなおさらだ。

哲学徒の文章は明晰であらねばならない。明晰でない哲学書は哲学徒の曇りを表現している。曇りは多くの場合、哲学徒の理解不足が原因じゃないかと考えるようになった。言葉と哲学について突き詰めて思索を重ねてみたい。読書の秋にまた楽しみが増えた。