旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

エクセル

2014年03月13日 19時49分27秒 | Weblog

予定通り資料の整理が終わった。エクセルで整理をしたので、キーをたたくだけでいつでも必要な資料を引っ張り出すことができる。また、事業所名や職種等で資料の並び替えが瞬時に可能だ。どこからでもこい!明日から爽快な気分で仕事に取り組める。エクセルは集計に便利だ。マイクロソフト社に一礼!

機械的な作業に追われた日の夕暮れに木田元さんの「反哲学史」を読む。「われ思う、ゆえにわれあり。」、これは日本語なら当たり前のことだから知っている。ラテン語で「コギト・エルゴ・スム」、これも10代のころから暗記していた。ところが、この言葉の意味となると知っているようで意外に理解していない。木田さんは「われ考える、ゆえにわれあり。」と訳している。この年になってようやくこの言葉の意味や概念を理解することができそうだ。

波多野精一は10年ほど思索を重ねて「宗教哲学」を著したという。たまたま彼の全集があるので目を通してみた。ものの10分も経たないうちに睡魔に襲われた。神と学問についての著作というのは、たとえその学問が哲学であるにしても退屈極まりない。むしろ、神について学ぶなら神学のほうがおもしろそうだ。


成就の確率

2014年03月12日 20時06分30秒 | Weblog

ここ数日は資料の整理にあたっている。資料の一枚一枚に目を通して整理していくだけで頭が明晰になってゆくようだ(明晰になったわけではない)。これまでの仕事に不可欠だった資料なのでそのほとんどに目を通している。その資料を基にしていろいろな観点から集計をとっているうちに明らかになってくるものがある。成功例、失敗例を思い起こすと集計から確率が見え始める。来期の目標は「成就の確率をあげること」に定めよう。資料の整理、集計は明日で終えてしばらく頭を休ませる。


私が心底嫌いなこと

2014年03月11日 21時57分20秒 | Weblog

職場から50分ほどかけて帰宅後、自宅向かいの歯医者さんのもとへ飛び込んだ。歯の消毒に寄ることを約束していた。腫れもひいたのでおそるおそる「治りましたね。」といったら、「薬が効いているだけです。」とつれない。歯科医の先生は黙々と治療を続けながら2、3の質問を投げかけてきた。それほど重要な質問ではない。こっちはこっちで大きく口を開け(させられ)ているので「あぁー、あー。」と唸るだけで言葉にならない。心の中ではひたすら「ぎゃー!わたしは歯の治療が嫌いだあ!」と叫んでいた。


歯が歯茎に刺さった状態

2014年03月10日 20時33分24秒 | Weblog

先週末から風邪気味で歯が痛む。先生に「風邪をひいたくらいで歯が痛むのですか。」と聞いてみたら「いいえ、この痛みは歯周病のせいです。」と軽くいなされた。(ああ、これでわたしの恋の季節は終わった。)

「このレントゲン写真をよく見てください。時間の問題ですねえ。」といわれてもなにが問題なのかピンとこない。「抜かなきゃなりませんねえ。」と言われて初めてピンときた。「ま、待ってください。わたしにだってこころの準備というものがありますから。」「べつに今すぐにとはいってません。」「延命治療でなんとか歯を救ってやってください。」あとはしどろもどろ・・・。

「魚の骨が歯茎に刺さった状態と同じような状態だから、いづれにしても歯茎に刺さった奥歯を近い将来に抜かなきゃならない。」とは、先生もうまいこというものだ。


週刊誌的新書

2014年03月09日 16時56分11秒 | Weblog

「35才までに読むキャリアの教科書」(わたしのために読むのではなくて、クライエントのために読む。)「大学の思い出は就活です(笑)」(ちくま新書)、「モチベーションで仕事はできない。」(ベスト新書)。食後の暇つぶしに寄ったフタバ図書古本部で以上の3冊を購入した。キャリヤ教育について考察するためだ。

キャリア教育について渡辺三枝子さんは「アメリカにおいては、すでに立ち消えになったり、総合的ガイダンスプログラムのなかに吸収されたりして、ほとんど耳にしなくなったキャリア教育が、なぜ今日本で話題になっているのだろうか、アメリカのものとは別の概念なのだろうか。」と指摘している。(渡辺三枝子著 「キャリアカウンセリング入門」 ナカニシヤ書店)

 


「危ない大学」全入時代の大学はどうあるべきか

2014年03月09日 10時01分22秒 | Weblog

「アメリカでの調査によると、大学入学当初に意思表示した志望専門分野は、たとえば3年生になって実際に専門コースを選択する際には、ほぼ7割の学生が志望を変えている。アメリカの大学は学部ごとに学生を採らないので、志望を変えても対応できるシステムが出来上がっている。」「わが国の学生の場合も、高校を出てきた段階で自分が何をやりたいのかとか、大学にある専門分野の中身がわかっているわけではありませんから、やはり教養課程をしっかりつくって、新入生をそこに入れて、全人教育、教養教育を受けさせる。そのなかで専門を決めて、3年になるときに専門コースに進んでいく。・・・そしてあらゆる手を尽くして興味が導くままに勉強してゆくことを認める。これが本来の教育の姿ではないでしょうか。・・・学部の壁を越えた履修と単位の取得を保証すること、そのためにには授業料を単位本位制に移行することでしょう。」桜美林大学大学院教授 諸星裕さん

 

 


週刊誌的

2014年03月09日 07時54分05秒 | Weblog

エンジンがかかり始めた。まずは週刊誌的新書を漁る。引っかかっているところがある。教育の理想とは程遠い現実に関連して、「危ない大学」(洋泉社)・「東大生・医者・弁護士になれる人の思考法」(ちくまプリマー新書)・「7割は課長にさえなれません」(PHP新書)・「競争の作法」(ちくま新書)の計4冊を表題と目次に目を通しただけで購入。さらに、「病気にならない生き方」「病気にならない生き方 実践編」(サンマーク出版)、「日本語 誤用・慣用 小辞典」(講談社現代新書  この本を買うのは確か3回目だ。)を購入した。いずれも新本同様で1冊84円、〆て消費税込588円也。定価で最も安いものでさえ1冊が700円だ。7冊を合わせた定価ともなると7000円近い。


新書

2014年03月07日 07時35分10秒 | Weblog

久しぶりに古本を漁る。石原結實著「病気は自分で見つけ、自分で治す!」「汚れた血液を浄化すれば病気は治る!」(ベスト新書)、何とも勇ましい表題だ。西洋医学に疑問を呈する内容は常識的で「漢方」的治癒観で彩られている。問題作、曽野綾子著「老いの才覚」(ベスト新書)、目くじらを立てるほどの内容ではないとわたしは思う。彼女は老いてなおペンで戦う女傑なのだ。岩波文庫「葛飾北斎伝」は明治の文章のままなので読みにくい。詰まりながら内容を確かめていく。心象として、大した内容でないことだけは確かなようだ。


消費エネルギー

2014年03月05日 21時45分50秒 | Weblog

暴飲暴食から運動不足へ。いまだ摂取エネルギーが消費エネルギーを上回っている。暴飲暴食のころは、それでも適度の運動をしていた。暴飲をやめ暴食もコントロールできるようになったかと思ったら運動不足だ。この難局も生活習慣を改めることによって乗り切る。


珈琲ブレイク

2014年03月05日 18時59分48秒 | Weblog

ここからそこまで片付いたらひと息入れるとか、ここまで片付いたら少し別の仕事をやってみるとか、たっぷりある時間を自分で区切りながら、これまで利用してきた資料を整理していく。思い出は資料の中に詰まっている。

木田元著「反哲学史」でソクラテスからプラトン、アリストテレスへの人的・思想的流れをつかむ。軸になるのはプラトンの「イデア論」だ。