輝きの一日

日々の輝き

一つの火にこころ寄せて

2012-08-20 21:43:36 | Weblog

小さいころたくさんの家族が
夏休みそろった
必ず儀式のように
花火をやった
線香花火を大事に持って
そーーと息をひそめて
火花を咲かせる
この瞬間の心持が
たまらなく幸せ感の時であった
やがて消えゆくあの達成感と淋しさ
まさに人生を感じさせた


賑やかに燃える花火も
また、家族がわいわい騒いで
玄関前でやった
あの時の夜風と
家族の笑いの響きが
ぱーっと燃え上がる
花火の火の中に一杯になり
すべて終わった後の
家族の安堵の時は
今も消えていない