阿寒湖の山向こうに
秋光を残しながら
カムイの太陽が
明日を告げる
赤い光線を
最後に放し
辺り一体を染める
ふと気付くと
雄阿寒岳に赤の
光線が登る
浮かび上がった
山は大きくあくびをしたように
闇に包まれていった
秋光を残しながら
カムイの太陽が
明日を告げる
赤い光線を
最後に放し
辺り一体を染める
ふと気付くと
雄阿寒岳に赤の
光線が登る
浮かび上がった
山は大きくあくびをしたように
闇に包まれていった
色づいた木々の
隙間から黄色い光が
こみちに秋の明暗を
映し出す
葉を落とした木の影
黄葉の輝きの光を放し
人の歩みを停めるこみち
現実の騒音が消え
佇んで陽光を浴び
木々の液体の香りの
風に埋まって
秋を味わう
隙間から黄色い光が
こみちに秋の明暗を
映し出す
葉を落とした木の影
黄葉の輝きの光を放し
人の歩みを停めるこみち
現実の騒音が消え
佇んで陽光を浴び
木々の液体の香りの
風に埋まって
秋を味わう