昔々のお墓

根室の墓地の路地に
佇む一つのお墓
お地蔵さんを見つけた
いつも気付かずに
通り過ぎて居たのだろう
今日はなぜか心が動いた
花を手向け合掌
しばらく心奪われた

デジブック 『慟哭の森美術館』

デジブック 『慟哭の森美術館』

盆の入り

わが家は今日からお盆
床の間にはあにの絵
もう一人も兄には
盆提灯
もう一人には
献花
参人の御霊が
わが家の居間で
ゆっくりとはなして
行くに違いない　

雨の中じっとして

雨の中、小屋にこもって
ただじっと
土とむかう
土もさからいもせず
じっとなすがままに
なされて形になっていく
ただじっと
一日過ごす

朝、この小路を

朝、この小路を
１０歩ほど歩くと
作業小屋につく
その間の気分が
問題、よしやるぞ
まあやるか
仕方がないやろうか
この気持ちが
このわずかな
空間で決められてしまう
今日は朝から
張り切って行った

デジブック 『我が家の庭花』

デジブック 『我が家の庭花』

街の小さな美術館

狭い急な階段を上ると
素晴らしい空間
今は山宮氏の
小さな駅舎のペン画展
物語風の絵画


セルフ無料のお茶を
いただきながら
ゆっくりと作品と
語らうことができた
一日だった

デジブック 『小さなひと時』

デジブック 『小さなひと時』

それいけ摩周へ

暑い・いや暑くなる
やっぱり暑い、それいけ摩周へ
摩周の涼しさ
静けさ
別世界
次は川湯温泉
熱さ・ピリッと沁みる刺激
そこで１時間
次はソフトクリーム
暑さはいいものだ

夜明は近いか？

北方領土返還
イベントで楽しんだが
果たしていつ夜は
明けるのだろうか
たくさんお金を使って
わいわい願いを込めて
さて、夜明は