甲武信ヶ岳(2475m)
http://yamachizu.mapple.net/yamadetail.asp?mid=01-0047
に登ってきました。
前日に思い立って、荒れた畑を放り出し、
FORZAとGO!
埼玉県側から雁坂トンネルを抜けて
西沢渓谷へ。
「道の駅みとみ」にFORZAを置いて歩き始めました。
家を出るのがまたまた遅れてしまい、
8:30スタート。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
西沢渓谷を横目に見て
行きはあえて近丸新道を選ぶ。これが苦難の道の始まり。
素直に徳ちゃん新道を行けば良かった。
朽ちたトロッコ軌道跡を進み、
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いくつもの沢を横切り
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苔むす急登を喘ぎつつ進む。
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すでにシャクナゲは終わり、ただの狭い樹木のトンネルだ。
ちょうど一年前に、僕はこの山で大きな過ちを犯してしまった。
取り返しは付かないけれど、
何とか僕の中で節目を作りたかった。
それを許さないかのように、険しい山道が続く。
まるで果てがないかのように、容赦なく。
いつものとおり、僕は睡眠不足だ。
この状態で発揮できる精一杯のパフォーマンスを示したいが、
気持ちが萎えて、徳ちゃん新道との分岐点では本気で折り返そうかと思った。
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数歩登っては呼吸を整え、
この悪夢からの呪縛から解き放たれようと必死になる。
そう。きっと終わりのない夜はない。
木賊山(とくさやま)(2469m)にフラフラでたどり着き、
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甲武信小屋で小休止後
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空身で甲武信ヶ岳山頂へ。
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ここだ。
昨年は、大弛峠からアタックした。
あの時もほとんど眠れない状態でようやくたどり着いた。
友を気遣う余裕は僕になかった。
もういい。
僕は僕で、あの時は精一杯だった。
だから、僕はあの時からソロトレッキングの道を選んだ。
山は、一人で歩く。
人生も同じだ。
帰り道は、徳ちゃん新道で。
同じ地点から同じ山に登るのに、
こんなに表情が違うものなのだろうか。
あっという間に西沢渓谷へ。
ピストンで約6時間の行程。
僕は、また山に行くだろう。
今でも後悔の念がぬぐいきれたわけではないし、
あの時から離れた友を今でも気にかけている。
でも、今はお互いに違うルートで山を歩いている。
それでいい。
許しを請うことはしない。
僕は、これからも僕の山を歩いて行くだけ。
それが、僕の生き方。
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に登ってきました。
前日に思い立って、荒れた畑を放り出し、
FORZAとGO!
埼玉県側から雁坂トンネルを抜けて
西沢渓谷へ。
「道の駅みとみ」にFORZAを置いて歩き始めました。
家を出るのがまたまた遅れてしまい、
8:30スタート。
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西沢渓谷を横目に見て
行きはあえて近丸新道を選ぶ。これが苦難の道の始まり。
素直に徳ちゃん新道を行けば良かった。
朽ちたトロッコ軌道跡を進み、
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いくつもの沢を横切り
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苔むす急登を喘ぎつつ進む。
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すでにシャクナゲは終わり、ただの狭い樹木のトンネルだ。
ちょうど一年前に、僕はこの山で大きな過ちを犯してしまった。
取り返しは付かないけれど、
何とか僕の中で節目を作りたかった。
それを許さないかのように、険しい山道が続く。
まるで果てがないかのように、容赦なく。
いつものとおり、僕は睡眠不足だ。
この状態で発揮できる精一杯のパフォーマンスを示したいが、
気持ちが萎えて、徳ちゃん新道との分岐点では本気で折り返そうかと思った。
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数歩登っては呼吸を整え、
この悪夢からの呪縛から解き放たれようと必死になる。
そう。きっと終わりのない夜はない。
木賊山(とくさやま)(2469m)にフラフラでたどり着き、
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甲武信小屋で小休止後
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空身で甲武信ヶ岳山頂へ。
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ここだ。
昨年は、大弛峠からアタックした。
あの時もほとんど眠れない状態でようやくたどり着いた。
友を気遣う余裕は僕になかった。
もういい。
僕は僕で、あの時は精一杯だった。
だから、僕はあの時からソロトレッキングの道を選んだ。
山は、一人で歩く。
人生も同じだ。
帰り道は、徳ちゃん新道で。
同じ地点から同じ山に登るのに、
こんなに表情が違うものなのだろうか。
あっという間に西沢渓谷へ。
ピストンで約6時間の行程。
僕は、また山に行くだろう。
今でも後悔の念がぬぐいきれたわけではないし、
あの時から離れた友を今でも気にかけている。
でも、今はお互いに違うルートで山を歩いている。
それでいい。
許しを請うことはしない。
僕は、これからも僕の山を歩いて行くだけ。
それが、僕の生き方。
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