控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

天竜峡・嵐の前の晴天?

2016-08-29 05:25:00 | 飯田線秘境駅めぐり
「“飯田線秘境駅号”を使用しない飯田線秘境駅めぐり」

第2話

9:45岡谷→(中央本線・飯田線)→12:48天竜峡


JR飯田線内にある6つの秘境駅を訪ねる為に、まずはその手前にある“天竜峡駅”を目指す。


車窓はこんな感じ。

飯田線内はとにかく駅の数が多い。
こんな場所なのにもかかわらず、1~2kmごとに駅がある。山手線並と言っていいくらい。

だから、発車して、加速しきらないうちに、減速が始まる感じで、少し走っては止まるの繰り返し。

のどかな景色が広がる中、それ以上に、まったりとした速度で走る列車。 
でも、こんなのんびりとした感じも悪くない。旅だから。日常だったら嫌だけど。

そんなまったりとした雰囲気とは対照的に、車掌だけは忙しそうだ。

大半の駅が無人駅の為、乗車券を持たない客が乗ってくれば、車内で乗車券を発券。
駅では列車から一旦降りて、下車した客から乗車券を回収。
その作業が3~5分おきにやってくる。

キツそうにホ-ムを走る車掌の姿も、また飯田線の名物かもしれない。
だが、その割には体型が…
運動としてはたいした事ないって事ですね。


やがて、駒ヶ根市に入ると、右手には“木曽駒ヶ岳”の姿が見えるのだが、今日は雲の間からわずかに見えた程度だった。

そして、今晩の宿泊地である飯田の市街地を過ぎると、天竜峡駅まではあと少し。
しかし、相変わらず、駅の数が多いので距離の割に時間がかかる。


列車は定刻どおり、12:48に“天竜峡駅”に到着。

さすがにここは無人駅じゃありませんね。

だが、ここから駅の外(車道)に出れちゃいそう。
↓↓

意外とこういうの多いんだよね。

もちろん、注意書きがしてあります。
↓↓

ちなみに、この場所は改札口からまる見えです。

ここで、天竜峡の観光や食事の為に下車するとします。
次の列車は15:11で約2時間後。

駅の近くにある橋から“天竜峡”を眺める。
↓↓

名物のライン下りの船が行き交う。

川の両端に遊歩道があるみたいだ!

こういうのは、ぜひ散策しないと…

でも、その前に何か食べたいな…
朝、食べてから7時間以上経つし、水分も採っておかないと危険なくらいに今日も暑い。

少し離れた所にコンビニがあるみたいだけど、ブログも始める予定だから、最初くらい奮発して“らしい物”でも食べようか!


近くにあった食事処で頂いたのは、駒ヶ根の名物である「ソ-スカツ丼」

自分とほぼ同時に、バイクで一人旅している感じの男性も来店しましたが、彼も「ソ-スカツ丼」でした。
旅のスタイルは違えど、旅人同士、会話する事はなくても、親近感がありますね。


燃料の補給も終わり、天竜峡周辺を散策しに行きます!

ほぼ平坦な道かと思いきや、意外とアップダウンがあり、あっという間に汗まみれに。
「上り階段あと少し」みたいな看板がある割には、その後もだいぶ階段続いたし…


とは言え、頑張った甲斐あって、眺めの良い場所にやって来ました。

↑↑
あの橋からここまでやって来た。


そして、反対側の眺め。
↓↓

今度は↑↑の吊り橋まで下りて行く。

“半分”くらい下りた辺りで、またもや「上り階段あと少し」みたいな看板が。
階段を上ってる者よ、ぬか喜びしてはいけない、まだだいぶあるゾ。

そして吊り橋を渡って、川の反対側へ。

ここから駅の方に向かって、引き返す感じになる。

こちらの遊歩道はアップダウンも少なく、ダイナミックな岩場を間近で眺める事ができる。




ここで、埼玉県所沢市にある職場の方から、こちらは良い天気とのメッセージが。

天竜峡(飯田)も炎天下と言っていいくらいの晴天だが、明日は台風が来るので、そうはいかないのだろうなぁ…
自分もちゃんと帰れるのか心配である。
せめて“秘境駅めぐり”が終わるまで、持ちこたえてほしい。


再び“天竜峡駅”に戻り、いよいよ今回のメインでもある「飯田線秘境駅号を使用しない飯田線秘境駅めぐり」が始まる。

つづく…