京都春秋座で催された「伝統芸能の今2014」12時開演の部に行ってきました。
会場の春秋座は京阪出町柳からさらに北へバスで20分ぐらい?高台の景色の良いところにありました。
11時半開場。
入ると「パンフレットいかがですかあ~!おまけもついて1000円!」と、聞き慣れたやけに大きな声がするなと思うと、目の前に茂山逸平さんが。
前回の狛江の時と違ってホーム感満載。ええ感じ♪
逸平さんからパンフとおまけ?の手ぬぐいを受け取り、お隣の男性に1000円を渡そうとお顔を拝見すると、なんと亀井広忠さん。「ありがとうございます。」とおっしゃって1000円受け取られました。
傳次郎さんを薄くした感じでかっこいい♪
そしてお隣には、田中傳次郎さん。やっぱりかっこいい。
今回はこの御三方がパンフ係。すごっ!
もう今回はこれでほぼ目的が達せられたわ♪とかなりハイテンションでおりました。
そして近くを見ると、募金箱を持った市川猿之助さん、その隣に津軽三味線の上妻宏光さんがいらっしゃいました。
なんとなく義務感で(すみません)募金させてもらい、ピンバッチとゴールドリボンのストラップを係りの方からいただきました。
座席は中央ブロックの15列目。むちゃくちゃ見やすい席のようでした。
12時開演。
1.上妻宏光 演奏
「津軽じょんから節」
「紙の舞」
舞台に段がしつらえてあり、袴姿の上妻さん。
ものすごく力強く、かつ繊細なバチさばき?で聞き覚えのある「じょんから節」と上妻さんが作曲されたというオリジナル曲?の「紙の舞」。
曲よりも普段歌舞伎で聴く三味線の音色の違い(ってわかるんかいな)やバチの形が違いや先端がべっ甲なのかとかそんなことが気になっていました。すみません。
2.創作「三番三」
三番三 茂山逸平
三味線 上妻宏光
笛 田中傳十郎
小鼓 田中傳次郎
大鼓 亀井広忠
中央の上妻さんはそのままで上手に笛、下手に鼓に大鼓。
逸平さんが三番三を舞われました。
やっぱり逸平さんかっこいいです。狂言でぴょーーんと跳びあがるの(は?)見てみたかったんです。
広忠さんの「ひやぁーーーー」や傳次郎さんの「よぉぉおお。」、笛のぴいいーーーにあわせてかっこいいです。
能舞台で普通の三番三観てみたいと思いました。ああ、かっこよかった♪
3.創作「空破」
立方 市川猿之助
三味線 上妻宏光
太鼓 田中傳次郎
上妻さんの三味線に合わせて?傳次郎さんが太鼓を叩いて、ひとしきり聴いてから下手から紫の袴の猿之助さんが軽く舞われたって感じかなあ。
どうも時代劇で一揆を起こしそうな貧しい農村風景が思い浮かぶような曲でした。すみませんこんな感想で。
4.創作舞踊「風林火山」
立方 市川猿之助
三味線 上妻宏光
舞台が赤っぽい照明になり、いきなりテープで「ちゃっちゃっちゃぁ~ん」と大河ドラマの「風林火山」のテーマが。それにあわせて三味線、踊り。
「ああ、そうか、風林火山のテーマの三味線の音はこれやったんか!」と思いましたが、踊り自体は演歌歌手さんの第二部のようで、なんだかなあっって。テープなしで、三味線と笛とかでされたほうがと思いました。
休憩(10分)
5.トーク
福山雅治さんの猿之助襲名記念の幕が舞台バックにありました。
上手から逸平さん上妻さん猿之助さん、広忠さん傳次郎さん。
まず自己紹介ということで逸平さん「パンフレット係の茂山逸平です。」と言うと、広忠さんは「会計係の亀井広忠です。」傳次郎さんは「事務の田中傳次郎です。」となんとも素敵なコンビネーション!
逸平さんは会場限定の信玄弁当や、お菓子を「何が本職かわからない」といいながら饒舌な宣伝。
津軽三味線と三番三を演じるのは記録です。とか、ホームな京都で喋る喋る。
変わったところで演じられたことは?というテーマでは、逸平さんは三畳ぐらいのお茶室。上妻さんは何処かの外国(国名失念)で2万人の前で銃を持った人が警備する中で。広忠さんはフランスのお墓の前で哀弔の演奏とか何とか。
歌舞伎の人は真ん中へ真ん中へ行こうとするが、狂言のひとは端っこ端っこへ行くという能と歌舞伎の舞台構造の違いについてや、今回長唄デビューをする広忠さん。唄にあわせると全然合わなくて、三味線が謡だと思ったら合ったとか。
狛江の時はこの公演の趣旨や募金協力依頼を熱心にされていた猿之助さんでしたが、今回は傳次郎さんが。
ちょっとあれぇ?でした。
休憩(20分)
6.歌舞伎と狂言による「石橋」
獅子の精 市川猿之助
仙人 茂山逸平
小鼓 田中傳次郎
大鼓 亀井広忠
ほか
舞台には牡丹の花が咲く石橋がありました。
いつもの石橋ものの長唄の件があり、長いひげをつけた狂言の格好の逸平さん登場。
長唄と供に出てこられるのも変な感じ(良い意味です)。
まだ下っ端の(?)仙人だから石橋が渡れない。やけに長いし幅も狭い。谷も深い。という台詞だったような気がします。謡いながら舞いもあったし、まあ、狂言なのに作り物じゃない大道具があるのも変な感じでした。面白い。ああ、かっこよかった(そればっかり)。
胡蝶が出てきて、それからあっという間に清涼山の水の音?の件。
舞台中央のセリから獅子の精登場。
胡蝶は新体操のリボンのおばけみたいなハタハタするのを持ってます。
獅子の精の毛が白いし目立ちません。
なんだか猿之助さん踊りにいつものキレがないような気が。
舞踊を能楽の目で見てしまっていたからかもしれませんが。う~ん。
いやあ、しかし、傳次郎さんの鼓でその隣に大鼓の広忠さん。すごいなあ。やっぱり広忠さんの「ひゃぁあああああ」が素晴らしくて、長唄と三味線が聴こえません。
こんな長唄初めてでした。
今回も歌舞伎と能楽の違いを体験できる楽しい催しでした。
逸平さんと広忠さん、かっこよかった♪
会場の春秋座は京阪出町柳からさらに北へバスで20分ぐらい?高台の景色の良いところにありました。
11時半開場。
入ると「パンフレットいかがですかあ~!おまけもついて1000円!」と、聞き慣れたやけに大きな声がするなと思うと、目の前に茂山逸平さんが。
前回の狛江の時と違ってホーム感満載。ええ感じ♪
逸平さんからパンフとおまけ?の手ぬぐいを受け取り、お隣の男性に1000円を渡そうとお顔を拝見すると、なんと亀井広忠さん。「ありがとうございます。」とおっしゃって1000円受け取られました。
傳次郎さんを薄くした感じでかっこいい♪
そしてお隣には、田中傳次郎さん。やっぱりかっこいい。
今回はこの御三方がパンフ係。すごっ!
もう今回はこれでほぼ目的が達せられたわ♪とかなりハイテンションでおりました。
そして近くを見ると、募金箱を持った市川猿之助さん、その隣に津軽三味線の上妻宏光さんがいらっしゃいました。
なんとなく義務感で(すみません)募金させてもらい、ピンバッチとゴールドリボンのストラップを係りの方からいただきました。
座席は中央ブロックの15列目。むちゃくちゃ見やすい席のようでした。
12時開演。
1.上妻宏光 演奏
「津軽じょんから節」
「紙の舞」
舞台に段がしつらえてあり、袴姿の上妻さん。
ものすごく力強く、かつ繊細なバチさばき?で聞き覚えのある「じょんから節」と上妻さんが作曲されたというオリジナル曲?の「紙の舞」。
曲よりも普段歌舞伎で聴く三味線の音色の違い(ってわかるんかいな)やバチの形が違いや先端がべっ甲なのかとかそんなことが気になっていました。すみません。
2.創作「三番三」
三番三 茂山逸平
三味線 上妻宏光
笛 田中傳十郎
小鼓 田中傳次郎
大鼓 亀井広忠
中央の上妻さんはそのままで上手に笛、下手に鼓に大鼓。
逸平さんが三番三を舞われました。
やっぱり逸平さんかっこいいです。狂言でぴょーーんと跳びあがるの(は?)見てみたかったんです。
広忠さんの「ひやぁーーーー」や傳次郎さんの「よぉぉおお。」、笛のぴいいーーーにあわせてかっこいいです。
能舞台で普通の三番三観てみたいと思いました。ああ、かっこよかった♪
3.創作「空破」
立方 市川猿之助
三味線 上妻宏光
太鼓 田中傳次郎
上妻さんの三味線に合わせて?傳次郎さんが太鼓を叩いて、ひとしきり聴いてから下手から紫の袴の猿之助さんが軽く舞われたって感じかなあ。
どうも時代劇で一揆を起こしそうな貧しい農村風景が思い浮かぶような曲でした。すみませんこんな感想で。
4.創作舞踊「風林火山」
立方 市川猿之助
三味線 上妻宏光
舞台が赤っぽい照明になり、いきなりテープで「ちゃっちゃっちゃぁ~ん」と大河ドラマの「風林火山」のテーマが。それにあわせて三味線、踊り。
「ああ、そうか、風林火山のテーマの三味線の音はこれやったんか!」と思いましたが、踊り自体は演歌歌手さんの第二部のようで、なんだかなあっって。テープなしで、三味線と笛とかでされたほうがと思いました。
休憩(10分)
5.トーク
福山雅治さんの猿之助襲名記念の幕が舞台バックにありました。
上手から逸平さん上妻さん猿之助さん、広忠さん傳次郎さん。
まず自己紹介ということで逸平さん「パンフレット係の茂山逸平です。」と言うと、広忠さんは「会計係の亀井広忠です。」傳次郎さんは「事務の田中傳次郎です。」となんとも素敵なコンビネーション!
逸平さんは会場限定の信玄弁当や、お菓子を「何が本職かわからない」といいながら饒舌な宣伝。
津軽三味線と三番三を演じるのは記録です。とか、ホームな京都で喋る喋る。
変わったところで演じられたことは?というテーマでは、逸平さんは三畳ぐらいのお茶室。上妻さんは何処かの外国(国名失念)で2万人の前で銃を持った人が警備する中で。広忠さんはフランスのお墓の前で哀弔の演奏とか何とか。
歌舞伎の人は真ん中へ真ん中へ行こうとするが、狂言のひとは端っこ端っこへ行くという能と歌舞伎の舞台構造の違いについてや、今回長唄デビューをする広忠さん。唄にあわせると全然合わなくて、三味線が謡だと思ったら合ったとか。
狛江の時はこの公演の趣旨や募金協力依頼を熱心にされていた猿之助さんでしたが、今回は傳次郎さんが。
ちょっとあれぇ?でした。
休憩(20分)
6.歌舞伎と狂言による「石橋」
獅子の精 市川猿之助
仙人 茂山逸平
小鼓 田中傳次郎
大鼓 亀井広忠
ほか
舞台には牡丹の花が咲く石橋がありました。
いつもの石橋ものの長唄の件があり、長いひげをつけた狂言の格好の逸平さん登場。
長唄と供に出てこられるのも変な感じ(良い意味です)。
まだ下っ端の(?)仙人だから石橋が渡れない。やけに長いし幅も狭い。谷も深い。という台詞だったような気がします。謡いながら舞いもあったし、まあ、狂言なのに作り物じゃない大道具があるのも変な感じでした。面白い。ああ、かっこよかった(そればっかり)。
胡蝶が出てきて、それからあっという間に清涼山の水の音?の件。
舞台中央のセリから獅子の精登場。
胡蝶は新体操のリボンのおばけみたいなハタハタするのを持ってます。
獅子の精の毛が白いし目立ちません。
なんだか猿之助さん踊りにいつものキレがないような気が。
舞踊を能楽の目で見てしまっていたからかもしれませんが。う~ん。
いやあ、しかし、傳次郎さんの鼓でその隣に大鼓の広忠さん。すごいなあ。やっぱり広忠さんの「ひゃぁあああああ」が素晴らしくて、長唄と三味線が聴こえません。
こんな長唄初めてでした。
今回も歌舞伎と能楽の違いを体験できる楽しい催しでした。
逸平さんと広忠さん、かっこよかった♪