悲しみの殻に閉じこもらないで、お友だちのところに出かけて行ったでんでんむし。
わたしたちは大抵、ただそれぞれの悲しみの側にいることしかできないけれど、その温もりで涙の氷はゆっくり、溶けていく。
このでんでんむしのようなお話や、映画や音楽、絵画や自然も、地熱エネルギーのように悲しみを愛に繋いでくれている。
「でんでんむしの かなしみ」は、29歳の若さで亡くなられた新美南吉さんが22歳の時 、1935年(昭和10年)に発表された作品です。
上皇后美智子さまも、幼少の頃に親しまれ、その後に影響を与えられた童話として、1998年インドのニューデリーで開かれた国際児童図書評議会の基調講演で取り上げられました。
わたしの中に、
避けられる悲しみは避けて。
どうにもならないのなら今は堪えて。
辛抱強く、辛抱強く。
その淵から抜け出せる時は来るから。
そんな想いが、残りました。
🐌
ナレーション、パソコン、作画、マイクの扱い等…独学で試行錯誤を重ねながら制作しております。お聴きずらい点もあると思いますが、より楽しんでいただけるよう、少しずつ改善していきますので、ゆる温かく見守っていただけましたら幸いです😌
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🌜朗読と動く絵本🌛 でんでんむしのかなしみ 🐌 かなしいね 💠 新美南吉 💎
先回コメント投稿した「小川未明」氏と同様、
「新美南吉」の記念館へも足を運びました。
お2人の文体・物語性は違いますが、
どちらも、僕の琴線に触れるもの。
貴女様の声を通じて楽しませていただきます。
では、また。
作家さんの育った風土は、作風に滲んでいるでしょうね。
YouTubeの朗読には、著作権の関係で作者の死後70年を過ぎたものしか扱えませんが、そのために調べていくうち、新たに味わい深い作品といくつか出会えました。
次回は少し間が空くかと思いますが、よろしかったらその際はYouTubeのコメント欄に一言いただければ、動画にお花を添えられたようで嬉しく思います
また聴いていただいて、ありがとうございました
では、また。