真山 仁 (著)ハゲタカ(講談社文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
ニューヨークの投資ファンド運営会社社長・鷲津政彦は、バブル崩壊後、
不景気に苦しむ日本に戻り、瀕死状態の企業を次々と買収する。敵対する
ファンドによる妨害や、買収先の社員からの反発を受けながらも、
鷲津は斬新な再プランを披露し、業績を上げていく。企業買収、再生の真実
を克明に描いた問題作。
面白く読んでいます
日本長期信用銀行破綻後、売却にあたり、中央三井信託銀行グループ他との競争入札の
末、2000年(平成12年)3月にアメリカの企業再生ファンド・リップルウッドや外国銀行らから
成る投資組合「ニューLTCBパートナーズ」(New LTCB Partners CV)に売却され、同年6月
に『新生銀行』に改称した。
この頃からアメリカの企業再生ファンドをハゲタカ呼び始めた
確かに自分もマスコミミの伝えるファンド像はハゲタカに見えた
しかし前記の本を読むことで何事も一方的に観ていると
判断を誤ることに改めて気付かされた
彼らには彼らのちゃんとした論理が存在し説得力があるのである
関心のある人一読あれ