ひとみ のお話し
今回は、月子のティーハウス 第3話
ひとみのお話しをさせてください
ひとみのストーリーは
遠い過去にあった、ニエのお話しをベースに作成いたしました
ニエは英語に訳すと
スケープゴートやサクリファイスなどが近いようです
古代においては
地震や日照り・豪雨などの天災は予測が難しく
原因も分からなかったことと考えます
人間の力では、なすすべが無く
最も大切な人命を捧げることによって
大きな災害にならないことを
お願いをしたのだと思います
古代インカ・メソポタミア文明などでは
実際に行われていたようです
やがて時を経て、人の代わりに饅頭が生まれ
人形/ひとがたも生まれたとも聞いております
しかし今でも地震や酷暑・豪雨など天候不順は続き
時として、尊い人命が巻き込まれてしまいます
やはり自然の大きな力の前では、私たちは小さな存在です
ニエとなってくれたひとみのストーリーは
少し切なかったかもしれません
しかし人を憂い、ひとみを悼む気持ちで
月子はおもてなしをしたかったのだと思います
さらりと描いたラフ画の様で
少し悲し気な表情に惹かれました
背景の空間部分に
色鉛筆でグラデーションを入れてみました
ご一読ありがとうございました
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます