長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

★環境税の体系化

2008-05-22 07:38:23 | Weblog
日本ではガソリン税が1リットル当たり53.8円かかっている。
しかし、これは道路を作るための税であって、決して環境税ではない。
ガソリン税をとることによって、ガソリン価格が高くなり、多少は使用量を減らすという動きは出てくるものと思われるが、その程度である。
また、ガソリン税でも、消費税でも上げれば上げるほど買い控えが起こり、経済は減速すると思われている。
ここで、田中角栄がガソリンの暫定税率を導入したときは、わずか90億円だったのが、今では2.6兆円になっているという。
そこで、炭酸ガス排出量に応じて環境税を一本化し、炭素税も小額からはじめて取り出したらよいと思う。
日本では現在ガソリン、石炭、電力などにかかっている税もノルウエー、デンマーク、オランダ等に比べるとかなり低い。
税を取られることは誰でもいやだけれども、例えばノルウエーのように税が高くても、教育は進んでおり、福祉も進んでいるような国をどのようにして作ってきたか研究する必要が有る。
私が知らないだけで、政府やなんかは知っているのかもしれないが(よく調査団などを出しているのだから)。

★消費税上げの前に政権交代を

2008-05-21 07:26:28 | Weblog
自民党は消費税率引き上げの検討を前倒しして始めたという。
基礎年金の国の負担分約2.3兆円が必要になるためである。
無駄を徹底的に省いてとは言うものの、まったく進んでいないでいることは明らかである。
総務省でもレクレーション費といって無駄に使っていたことが発覚した。
80兆円程度の予算では、十分なことが出来ないというものもいるが、国民はそのほかにも年金だガソリン税だといろいろとられているのである。
ここはやはり、隠し財源というか、特別会計分も含めて、全体を見直して、さて消費税をどうするかという議論にならなければ国民も納得できない。
福田政権が野垂れ死にをしようが、今の自民党は3分の2を頼りに何をしてくるか分からない。
官僚主導の政治を断ち切るためにも政権交代しかない。

★どうにもならない田舎の貯金

2008-05-20 06:51:00 | Weblog
田舎の農協から利子の報告が届いた。
その一つを見ると、約90万円に3年間で約千円と雀の涙のような利子である。
このブログでも書いたが、田舎へ帰ったついでに下ろそうとしたら、本人であるにもかかわらず、顔写真のある証明書がないため下ろせないといわれた曰く付きの貯金である。
そのときは、また田舎へ帰ったら下ろせばいいやと思っていたが、その後なかなか帰ることもできないでいる。
わざわざ貯金を下ろすために、田舎へ帰ると交通費だけで2万円くらいかかるのである。
かといって、農協は郵便局のように全国組織でないため、貯金しているその農協へ行かなければ下ろせないという。
この貯金は、母が私、妻、子供達の名義で預けておいてくれたもので、大事に使おうにも名義の者がそれぞれ下ろしに行かなければ下ろして使えないのである。
もう、妻は田舎へ帰る体力もなく、私も5年もしたらもう帰る体力もなくなるだろう。
口座番号を指定したら、銀行でも郵便局でも振り込んでくれれば助かるのだが・・・。


★後期高齢者医療制度とマスコミの責任

2008-05-19 08:02:21 | Weblog
後期高齢者医療制度はすでに2年も前の小泉政権のときにできたもので、マスコミが十分報道しなかったことに問題があるともいう。
しかしながら、マスコミなんて情報が流されなければほとんど報道しないのである。
実施されて、いろいろと問題があることがわかると騒ぎだすのであり、昨日もテレビで取り上げ、今朝の新聞にも出ている。
最近は毎日というくらいでている。
真に必要な道路と同じで、真に必要な情報がどれかはなかなか難しい問題のようだ。

★陸上に出来る海洋牧場

2008-05-19 07:05:57 | Weblog
「ジキルとハイド」というテレビ番組を見ていたら、川の魚と海の魚が一緒に飼えるという。
それは白い粉末を水道水に溶かすだけだという。
その白い粉の正体は、海水の成分に近いらしいが、必要最低限の成分に絞ったもので中身については秘密らしい。
とは言っているが、現在の分析技術では、中身などすぐに分かってしまう。
当然担当者もそれは百も承知のことで、特許で十分カバーされていることと思う。
どんな画期的な事業でも、それさえ分かれば、すぐに真似されるのが現在の状況である。
すべての範囲をカバーする特許を出すことは難しく、どこかに抜け道があるからである。
それでも、最初の発明者には、十分な利益を得て欲しいし、世界の科学の発達のために、技術の提供(有償)もして欲しい。

★社説「食卓の風景を変えよう」に腹立たしさ

2008-05-18 07:00:01 | Weblog
この社説を書いた人はどのような生活をしているのだろうか。
かなり高給をとり、贅沢な生活をしていることだろう。
同じ新聞の声欄には、31歳の日雇い労働者が、1ヶ月10万円にしかならず、地方税や年金は払っていないという。
また、別の紙面では、国保料の滞納世帯は、474万世帯あり、無職の人は54%も居るという。
確かに、昔は貯金もあり、生活も質素だった。
ところが、体力向上のために肉類をもっと食べるように勧めたのは政府ではなかったのか。
一度、生活が贅沢になると、なかなか替えられないものである。
そこへ、物価が上がり、働いても給料が少ない、そんなときに生活が成り立たなくて国民の大部分は苦労しているのである。
我々高齢者も、物価高と医療費、税金の増大で、5年後がまったく見えない状況である。
蓄えがなくなり、子供も面倒を見てくれない、介護に金がかかるとなったとき政府はどうしてくれるのだろうか。