日の名残り2

2008年07月06日 | 読書
語り手である執事スチーブンスの、 女中頭であるミス・ケントンへの淡い恋心を綴った話らしいことが、 ほとんど当初から分かっていたが、 あまりにまどろっこしいさで、いい加減にしなさいと叫びたくなった!! 執事という自我を出さない仕事を長年やった人は、 一種の精神的不具になっていたという話だろうかとすら思える、 まだるっこい表現の連なりに、我慢の限界を感じつつ読み進んだ・・・。 残すところ最終章のみと . . . 本文を読む