「坂の上の雲」と日本人 関川夏央 2010年01月10日 | 読書 NHKは「坂の上の雲」を三年がかりのシリーズで放映する。昨年末、そのパート1を4回にわたって視た。四国出身の主人公達3人、秋山好古、真之の兄弟と正岡子規は、明治の「国が軽かった時代」をおおらかに生き抜いて、自分たちの人生を切り開いた。今回読んだ『「坂の上の雲」と日本人』では、司馬遼太郎傾倒者でもある作家関川夏央が、物語の流れに沿って、その時代(主人公達の青春時代から日露戦争で日本がロシアを破るま . . . 本文を読む