ポポの臨終

2011年11月03日 | ポポ
前日、乳がんの3回目の手術を受け、その摘出は成功したが、
ぐったりしていたので、もう一晩入院させたが、
残念なことになってしまった。
鬱血性心不全という病名が付いた。
先生の話を聞くと、普段の対応で悔やまれることが多々ある。
もっとよく面倒を診てやるべきだった・・・。

平成9年の春に飼い始めて、14年と7ヶ月、
小型犬としては長生きのほうに入るらしい。



来た当初は夜鳴きが激しいので、添い寝をしてやった事を思い出す。
母犬から離されて寂しかったようだ。
トイレのしつけも簡単ではなく、何度も失敗した。
初めて飼う犬だったので、本を買い込んで勉強し、
あれこれと試しながら、面倒をみた。
散歩に出るたびに”可愛い”と言われ、
美人で評判のポメラニアン、ご近所で自慢のポポだった。



昨日、家族4人で近くの慈妙寺というお寺で、
人間の葬式と遜色の無いような、ペットの個別葬をやってもらった。
葬式・火葬・骨拾いという手順で、お骨は全部骨壷に入れて持ち帰ってきた。
49日まではきちんと供養をして、その後は納骨も出来るということだ。

散歩の相手がいなくなり、朝食の時もワンワン吠える声がなくなったのは、
やはり寂しさを感じる。むなしいような思いを、久々に感じている。
今朝は、いつも薬と一緒に与えていた食パンを、少しだけ供えてやった。

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