雁瘡(がんがさ)って聞いたことありますか

2012年03月21日 | 俳句
雁瘡は「がんがさ」と読むそうですが、
秋になって雁が渡る頃になると、
乾燥肌で足のすねあたりが痒くなり、
痒くてかきむしって瘡蓋(かさぶた)が出来ます。

それが春になって雁が帰る頃には痒みがおさまり、
瘡蓋も取れるので、乾燥肌を昔はそう呼んだと、
「古季語」を集めた本に出てきました。

私、ここ数年冬になると足のすねが痒くなり、
今年は特に治りが悪く、見た目もひどくなってしまったので、
3/12に皮膚科にかかり、
飲み薬1種類と塗り薬2種類を処方してもらいました。
一週間真面目に治療したところ、なんと、きれいに治ったのです。
薬の効果に感激しました。

昔の人は、そんなによく効く薬も無く、
雁の帰る頃をひたすら待っていたのでしょうね。


<2匹並んでいるのを激写! ウーミンとお友達 3/19>

ところで「雁が渡る」と言いますが、渡り鳥である雁は、
秋に北から渡って来て春に北に帰るのか、
秋に南に渡って行って春に戻ってくるのか、どちらでしょう?
こんな基本的な?ことがよく分かりません。

物知りの友人に聞いたところ、前者という答でしたが、
子供の頃に雁を見た記憶もなく、
最近もウーミンは見ても雁を見ることは無いので、
実物を知らない寂しさを覚えます。

「雁が渡る」という文部省唱歌があるよと、
その友人は歌ってくれ、ネット検索で歌詞まで見つけてくれました。
昔の日本には頻繁に雁の姿が見られたのでしょね。

棹になり かぎになり わたる雁 おもしろや ♪・・・
って面白い歌詞ですね。


<庭のハボタンと水仙 3/20>
 ※ハボタンはとうが立ち始めましたが、水仙はまだ咲きません。

2 コメント

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やっぱり仲間は (ワイワイキック)
2012-03-21 14:26:53
ウーミンの初めてのツーショットですか。やっぱり友達と一緒というのはいいものですね。池の水も何かしら春めいておだやかな。
雁瘡はひょっとして老人力のはじめの一歩??
足のかゆみから始まって、話がいろいろ広がり
面白い話が聞けました。

どさくさまぎれに、私のウォーキングの遊歩道を紹介させてもらいます。

落葉の
くるみの林
たどる道
木曽の瀬音と
伊吹の白嶺

※こちらこそいつも楽しみにブログを拝見しています。ボケ防止にも役立ててもらっています。ありがとうございます。仕事に差障りのないように、これからもお願いします。
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ドキッ! (naka735)
2012-03-21 15:39:59
状況を読まれたような・・・。
今朝は結構頑張ったため、
お仕事開始が10:30に!
ちょっとペースが上がりすぎたので、
少し控えめにしようかと思います。

なかなか景色の良いところを歩いてますね。
そういえば、瀬を早み~~というのを、
平清盛でやってました。
佐藤●●さんは西行だったというのが面白かった。
23歳で出家して、結構長生きしたそうですよ。
大河見てないと分からない話ですが・・・。
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