落ち葉掃く掃く上にまた落ち葉散る

2013年12月03日 | 俳句

11/28(水曜)

落ち葉掃く掃く上にまた落ち葉散る

落ち葉舞ふ舞ふ上にまた舞ふ落ち葉

 

11/29(木曜)

欅ごし三日月冴える夜明け前

初霜の気にならぬのか子供たち

着膨れて独り占めするバスの席

七三で二人掛けする冬のバス

一角を目がけて青女霜降らす

  ※青女・・・霜や雪を降らすという女神、だそうですが、転じて「霜」の意味も。

着膨れの中に埋もれて微動せず

 

12/1(日曜)

それぞれの繋がりありて忘年会

お座敷の中華料理や年忘れ

年忘れ年を忘れて飲みにけり

 

12/2(月)

アラビアンナイトの冬の夜更けかな

冬の夜話しの中に話しあり

 

12/3(火耀)

水鳥一声静寂冬の池

右手人差し指だけの冷たさや

風吹けばカラカラ走る落ち葉たち

 

 


2 コメント

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街は初冬の様子 (yykic)
2013-12-04 15:40:40
本当に掃いても掃いても落ちてくる枯葉。誰かが落ち葉はゴミじゃないと言っていましたが、やはりね。ゴミ出しが大変。カラカラ走っていく落ち葉を竹箒でやっと抑えゴミの袋へ。もう少し色気のある書き込みが・・・・ないのかな。
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落ち葉や落ち葉 (gouza)
2013-12-04 20:02:13
ひらひらと落ち葉や落ち葉ひらひらと

とらひらひばちおやばちおとらひらひ

・・・なぁんて遊んでみました。
いつもコメントありがとうございます

我が家のえごに木に残る葉っぱもあとわずか。
このつらい楽しい仕事もあとわずか。
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