続・アラビアンナイト

「罪と罰」の事ではなく、「アラビアンナイト」の事を書くつもりで始めたのですが、
ちょっとそれました。



こんな感じで、いっぱいかじり読みしています。
1001というくらいで、とにかくたくさんのお話があるようです。
子供向けと侮ってはいけません。
とても子供には読ませられない話もあれば、面白い話やら、いろいろです。

アリババ、シンドバッドぐらいしか知りませんでしたが、
読んでみると、奥深い話も多くて、はまりこんでしまいますぞ。

～　千一の物語かな星銀河　～

～　アラビアンナイトの冬の夜更けかな　～

～　冬の夜　話しの中に話しあり　～

「入れ子構造」というそうですが、
話の中に話があり、その中にまた話がある。
そんな物語も多いのです。

だいたい、アラビアンナイトの全体が、
妻に裏切られて女性不信になった王様の心をを慰めるために、
毎夜ひとつづつシェヘラザードがお話をしていくという設定ですが、
どんどん中へ中へと入っていく話もあったりで、興味は尽きません。



これらは、図書館の子供向けに並んでいる本ですが、
文字こそ大きいものの、難しい漢字や言い回しが多くて、中学生でやっとという感じです。
バートン版で全6巻まであるので、時々借りてみようと思っています。
とっかりやすいのでお勧めです。でも何度も言いますが、侮れませんよ・・・。



今回のテキストです。

「物語」に終わりはない。
つづきを書くのは・・・あなたです。　　＜表紙のキャッチコピー＞

これは今回の講座の結論として、講師の西尾哲夫先生の決め台詞です！
アラビアンナイトは作者不明で著作権がないため、
世界中で自由で勝手な脚色や、ヒントを得た新しい物語が今でも次々に作られているという事です。