梅雨空や人の数より多き傘

2014年06月18日 | 俳句
6/11(水耀)
無造作に紫陽花顔を出してをり

  JRの隣の席に座った奥さんの持っている紙袋から、
  無造作に入れられた紫陽花が顔を出していました。
  庭に咲いた紫陽花をお友達か娘にでも持っていくのかな。


傘あれば端の席取る梅雨の空

  前にもこんな句を詠んだような気がするなぁ。
  でも前よりも少しましなような気もするなぁ。


梅雨空や人の数より多き傘

  会社の傘立ての情景です。
  置きっぱなしの傘に加えて、新顔の置き傘が増えて混みあっています。



6/12(木曜)
青空も光も雲も梅雨の色


6/13(金曜)
半夏生手折りて戻る誰に見しょ

  今年も白くなってきました。
  よく分からないけども、
  最初は緑の葉が部分的に白く変色していくのでしょうね。
  結局、トイレの一輪挿しにさしてみました。


けふの空一日もつや半夏生


首筋に何やら動く金亀子   

慄きて首筋のかなぶん払ふ   ※慄く(おののく)・・・パソコン便利♪

  バスの中で・・・。
  ※金亀子、金亀虫、黄金虫、かなぶん、 ぶんぶん、 ぶんぶん虫・・・こがねむし


真青なる梅雨の晴間となりにけり


6/16(月曜)
空梅雨や剪定に汗流しけり

  今回は花の終わったサツキの剪定でした。
  ボウガシほどではなかったけでも汗をかいた!暑い!


梅雨晴間間の長き晴間なり


紫陽花や雨を乞ひつつ咲いてをり



6/17(火耀)
冷房の風よけとして上着持つ


梅雨晴間暗い小さな映画館


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☆guestの句☆

助六の鉢巻色の花菖蒲  <yykick>



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2 コメント

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イヤーありがとうございます (yykic)
2014-06-19 06:50:56
私の拙い句をありがとうございます。苦笑いです。
JR(国鉄)には、紫陽花をもった奥さんが似合いますね。
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知りませんでした・・・ (gouza)
2014-06-19 21:59:07
助六とは、江戸の古典歌舞伎を代表する演目のひとつ。「粋」を具現化した洗練された江戸文化の極致として後々まで日本文化に決定的な影響を・・・・・。

と、ウイキペディアに書かれていましたが、
てっきり助六寿司の何か(巻き寿司の海苔?)かと思ったりで、
考えてもわからないのでお聞きした次第でした。
江戸紫の鉢巻は助六さんのトレードマークだったとは。

そこまで分かって、いい句だな!と納得しました。

助六の江戸紫や花菖蒲

というのでも、どうでしょう・・・。
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