墓石の伝説

2008年08月09日 | 読書
ちょうど一週間で一冊よみあがり!
こんなペースがいいかな~。

「墓石の伝説」by逢坂剛著。
かの有名な「OK牧場の決闘」を描いた映画を、
日本人監督が作り始めるまでの話。
でも完成できるかどうかは分からないが、
どんな描き方をするかの構想が出来上がったところで、
小説は終っている。
これから取り掛かる映画の名前も「墓石の伝説」!!

たしかに我々団塊世代は子供の頃に西部劇が大好きだった。
ワイアットアープなんて、憧れのガンマンだったね!
それにトコトンいれあげる人達がいても不思議じゃないなあ。

ストーリーについては、
OK牧場の決闘の細部についてはかなりマニアックな内容。
そして明治初期にまで遡る、あまりに作り過ぎた先祖探しを読むと、
「勝手にして下さい!」の感想が無きにしもあらず。

でもサラッと明るく、厭味のない小説で、
娯楽としてはとってもおすすめです。


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