atsuhime

2008年07月31日 | 読書
テレビの篤姫がとても面白くて、
前から借りていた宮尾登美子さんの原作を読んだ。
結構長い上下巻で、用語も難しくてくじけそうにもなったが、
ドラマチックな展開が面白く、何とか読みきった。

何より幕末から明治維新への難しい歴史が少し分かり、
この時代の歴史に大きく関心が膨らんだ。
歴史の教科書ではさらっと書いてある部分部分が、
当然ながら奥深い紆余曲折があったということを初めて実感できた。

また、思ったことは
主人公を誰に置くかで、
幕末明治の歴史に異なった彩りが出るらしいという事。

実際に歴史の細部というのはよく分からないことだらけ!
史実と言われている事を著しく曲げることなく、
想像力を働かせて「具体的な歴史」を描いて見せるのは作家の仕事なのだろう。

篤姫を読みながら、次は誰かが描いた西郷隆盛を読んでみたいと思った。
西郷隆盛を扱った有名な本を探してみよう。

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