迎え火を焚く前に里辞するかな

8/23
蝉時雨声の優しくなりにけり

夏草や中にのぞきし秋の花


8/22
野の草に花の付きたる時となり


8/20
梨甘し日照りに耐えて実りけり
　　　千葉県鎌ヶ谷産の梨。送ってもらいました。
　　　今年の味はすっくりした甘みが格別です。

結婚せぬ若者ばかり夏は過ぐ
　　　千葉の兄のところも二人、うちも二人。
　　　今どきの若者はなかなか結婚しませんな・・・。

車窓から見え隠れする秋の顔
　　　暑い暑いと言いながらもちょっとずつ秋の気配が。

いくつもの金魚の墓や庭の隅

時を経て金魚の墓の今は無し


8/19
蜻蛉飛び盆明けの週始まりぬ

蜂の巣のある辺りまで草採れず

盆明けて保育園やだむずかる子
　　　バスの中で見かけた光景


8/15
この頃は二三度目覚め秋団扇

盆ゆえに広く空きたる車両かな

空き電車大きな欠伸聞こえけり


8/13
新涼や超真夏日に朝の風

流星群お盆休みの贈り物

迎え火や素焼きの皿に木の三片

迎え火を焚く前に里辞するかな
　　　家内の実家では毎年迎え火を焚いています。
　　　一度も同席した事がなかったので、今年こそと思ったのですが、
　　　都合があって実物を拝見しただけで辞去しました。

空席に仏座るや盆のバス
　　　ちょっと気に入っていますが、
　　　部分的に誰かの句の借用のような気もします・・・。

新涼や夏の我慢は十日ほど


8/12
盆休み早めの風呂に入りけり
　　　たまにはのんびり・・・。正月と盆、ですね。


ナナちゃんのお着換え中に遭遇しました♪　脱がせて着せて・・・、大がかりな作業です。