小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第468回小麦句会投句一覧(1/7選句締切)

2022年01月02日 19時46分03秒 | 1日句会

謹賀新年

今年も小麦句会をよろしくお願いします。

豪雪のニュースも流れていますが、皆さんの地域はどのような元日を迎えたでしょうか?

去年からみると、初詣も人手が戻ってきているようですね。

もちろんコロナはいまだに油断はできませんが、これからの一年、去年よりはいい年になることを願ってやみません。

 

では、2022年第一回目の句会、選句をお待ちしています。

 

★投句一覧★

歳晩の見下ろして得る安堵感  

初乗りや坊ちゃん列車で温泉へ  

乗り継いで母訪う路地や淑気満つ 

風花や路面電車とすれ違う  

ふるさとの市電にひとり初景色   

渡船場に夕日を拾う年の暮   

子らを待つ夜具を広げる冬青空

凍空を高速フェリーは初春へ 

年の夜をちあきと唄ふ「冬隣」

セロ背負いゴーシュ師走の歩道橋

北風を旅の手段に起動あと

坂道や凩に鳥が強く鳴き 

フェリー待つ肥後もっこすの毛糸帽 

雪をんなケーズデンキの暗がりに  

冬麗や三途の河へ始発便   

余生乗せクルーズ船の波の花    

天草へ絵踏の島を巡るフェリー   

出航を待つや冬青空行きフェリー  

去年今年見送るだけの連絡船   

粉雪に遊ぶカモメと連絡船    

不況の声引き摺る市電師走かな   

今朝の春ものみな著き影を曳き   

坊ちゃん列車温まりに行く道後の湯 

初夢を載する市電を追ひかけて   

踏切が聞こえ目のない雪うさぎ   

塩鮭を提げてちんちん電車待つ   

大初日高層ビルの谷を出づ   

踏切やあくまで待とう去年今年   

行く年や微熱の街に生きてゆく   

再就職に上京のフェリー冬萌ゆる  

だ句連れて愛し心地の年湯かな   

極月の猫遮断機の向こう側     

年の瀬や路面電車の音忙し   

空っ風逃避行めく船の旅  

初孫を見せに帰るや大晦日   

初晴れの港寅さんの啖呵売 

輪飾りや路面電車の準備よし  

市電発つフロントガラスに初空   

ロボットのごとき握手や悴めり   

数え日や来ぬ人を待つ昇降機    

踏切にドラマありけり古日記   

トラックと市電裸木過ぎる人 

 

 

★選句要領 

 

選句数6句(うち特選1句)

 

締切 1月7日(金)24時

 

選句コメントをつけて送ってください。

 

選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています。

 

当番は宙虫です(選句送付先メルアド)

soranmugi-oomugi2017@yahoo.co.jp

 

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