小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第448回小麦句会投句一覧(3/7選句締切)

2021年03月02日 18時56分31秒 | 1日句会

春が来ました。

卒業式もコロナ対策で随分姿を変えているみたいですね。

若者たちも大変なんだと・・・・・。

感染対策をしっかりして、春を楽しみたいですね。

では、選句をお待ちしています。

 

★★投句一覧★★

 

恋猫や壁に何かが居る如し   

鳥雲に街を離れて新世界   

沈む日に許し乞うひと涅槃変   

四方の山里鎮まりて東吹く   

陽炎やどこへゆけども赤信号   

太陽は東15度春を待つ   

表情があいまい黄砂積もる街  

錯覚のでかい日輪春来たる   

畑打ちて土の匂いと山の匂い   

春暁や毛並み乱れし猫戻る    

吾輩はステイホームの猫の夫   

哀しげな目つき家居の猫の夫   

金平糖一粒のこる春の恋    

春昼の動画再生多き猫    

遠山の落人伝説畑を打つ  

故郷や春夕焼を送信す   

大落暉大地の隅を耕せり  

円相の猫の眼差し春夕焼   

裏側に未だ見ぬ異国春夕焼   

恋猫のしかとされたる眼かな  

ひた向きに恋する猫の目と合いて 

恋猫や一途なる目の美しき   

遠く見るハウスの中は春爛漫    

恋猫の視線鉄柵とび越える    

去り際の遠きまなざし猫の夫   

ビル街に夕日とどまる日永かな   

大輪の朝日迫るや梅白し   

ロック全開春夕焼けの高速路    

狩の目をして恋猫の語る午後    

遠嶺の影の織りなす涅槃絵図   

春耕やビニールハウスを荒らす猫 

春耕や山並み低き安房の村    

春耕やカリフォルニアの空青く   

遥か来て居留守使われ恋の猫   

野良猫の細る瞳孔木の芽風 

猫の死から数えてきた朝春耕   

晴天を衝け耕人の背中見て   

吾夢の陽炎にけりセ・ラ・ヴィ也  

蜃気楼両手で作る遠眼鏡   

猫の恋静まりかえる裏通り   

春茜擬音の街をふところに    

助手席の無言の会話春夕焼    

 

 

★選句要領 

 

選句数6句(うち特選1句)

 

締切 3月7日(日)24時

 

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選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています

 

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soranmugi-oomugi2017@yahoo.co.jp

 

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★★

 

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