小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第484回小麦句会投句一覧(9/7選句締切)

2022年09月02日 08時59分21秒 | 1日句会

今年の夏は、コロナだけではなく、猛暑で外へ出かける機会がぐっと減って。

気がつけば夕方という日々だった。

ここにきて気温も落ち着いてきたと思ったら台風。

台風の進路を何度も確認しているところ。

九州への接近は来週、、、、のようだ。

 

投句ありがとうございます。

選句をお待ちしています。

 

*投句一覧

 

ここ何処と生簀の魚身に入みる   

鰯干す五百羅漢も竹箒    

新涼やカード一枚だけの旅    

はく製のふぐは箱ふぐ秋高し   

なめらうと新酒にとろけ滋酔郎忌    

店たたむ話新酒を交わしつつ   

何想ふ生け簀のさかな生ビール   

ひょいと寄る港の飯屋涼新た    

新涼や漁火揺れる黒い海   

海鮮に混ざる焼肉残暑なお   

大将のお奨め朱筆しその花    

生け簀かなどの鰺に目をつけようか 

午後二時の水槽透かす秋の風       

秋鯵の生け簀はしずかウクライナ  

水槽に夜の帳を雨の月   

釜めしや秋の魚にあだ名付け    

釜飯の米は一合秋高し   

メシ食いに二百十日の波の音    

白すぎるトレーに二尾の秋刀魚かな 

もみじ鯛尾鰭御頭お食い初め     

木像の鶏飛んで秋うらら   

地蔵盆安倍持つマイク戻りけり  

たこ壺にたかるふじ壺ちちろ鳴く 

大海を経廻り来たり秋の卓    

支払ひは現金のみや秋の宿   

ひぐらしや恋を慰む酒一合   

ジグザグに生きて海辺の秋の蝶  

定食やメニューの墨の踊り文字  

熱燗があれば完璧御膳立て    

水の秋酒の肴に鳥の肉    

木鶏や連勝記録を持つ力士    

盆過ぎの浦風昭和へと戻る   

秋暑し2分遅れる古時計   

沖へ向く水槽の魚涼新た   

そぞろ寒まかない飯に磨く腕   

釜飯の栗の小さしと亭主呼ぶ   

新走も付けてレディースセット膳 

釜飯に秋の彩り山と海    

空いているお席にどうぞ蚯蚓鳴く   

いつしかに生簀暮しの鱸かな 

 

★選句要領 

 

選句数6句(うち特選1句)

 

締切 9月7日(水)24時

 

選句コメントをつけて送ってください。

 

選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています。

 

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soranmugi-oomugi2017@yahoo.co.jp

 

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