第369回小麦句会投句一覧（11/7選句締切）

総選挙。

ふたつの台風。

あわただしい10月でした。

そんななかたくさんの参加有難うございます。

 

10月29日～30日まで「麦」の全国大会が開催されました。

台風の大雨のなか、たくさんの仲間が集まり、吟行（雨の中、みんな歩いたようです）。

各賞の表彰、句会と無事に終わりました。

大会の様子は麦のブログに少しだけ報告されています。

良かったらお立ち寄りください。

記事は数回にわけて掲載されています。

https://blogs.yahoo.co.jp/oomugi2017/56498763.html 

 

 

♪♪選句の前にお願いです。

一応、この1日句会は「写真吟行」として俳句を募集しています。

写真の内容をそのまま写す必要はありませんが、写真からひろがるイメージで作ってもらうことをテーマにしています。

選句についても、写真とのつながりなどを考慮した選句をしていただけたら、この句会を運営する側もうれしい限りです。

 

★投句一覧

出稼ぎの宿に届きし里の柿　　　

河豚鰭に熱燗香る行雲（くも）かたち　　

晩秋や超高速で鳥が行く　　

ゆく秋や雲の行方を追ひかけず　

秋天に出会う一泊三千円　　

黄落やレンズに手繰る旅の空

空高し如意棒腰に孫悟空　　

陽の光青・黄・紅・散る落葉

本館に続く回廊鰯雲　　　　

秋空や女心のころころと　　

天高しふわり黒猫降って来る

恋人の写真ピンぼけ火恋し　

朝飯は新米ですと木賃宿　　

群れて飛ぶ鴎八里の秋高し　

秋晴れを知らず眠れる穴の中

シングルの値段の高さ秋が逝く　

チョコレート家まで三駅の秋の空

ふた葉より育て上ぐるも渋柿（しぶ）に候ふ

素泊まりの旅館持ち込む月あかり　　　

鳥渡る独りの宿の固き窓　　　

秋うらら雲睦び合う斜面林　　

別館の予約満杯河豚の旬　　　

爽やかや象は空を飛ぶつもり　

せせらぎに流るる秋の旅心　

天高し吟行兼ねる旅プラン　

総選挙終りて虚し鱗雲　　

台風過雨宿りの宿出て振り返る　

青空の街に紅葉迫る音　　　

宿乞へば老優の笑み秋ローマ

相方は虫の音ばかり一つ家に

昭和の香染みつく喫茶霧霽れる

秋天に翼の如き雲ひとつ　　

標識は日英中韓鳥渡る　　　

父母も祖父母もゆきし秋遍路

秋晴や威風堂々の連隊旗　　

秋天を揺るがすものに国の旗

焦点のややぼやし気味木の実降る

白雲や銀杏黄葉の色映えて

 

★選句要領

★選句数
６句選（うち特選１）
選外のコメントも受け付けます。

★締切
11月7日（木）２４時

★当番（投句先メルアド）
nakamusi5011naka@kme.biglobe.ne.jp

↓選句前に再度確認しましょう。
☆カテゴリーにある小麦句会への参加方法をクリック☆よくお読みください。