4Wheels Life

オートバイ、自転車、登山は過去の出来事、クルマと写真を趣味としている還暦過ぎのオヤジ、日々の記録として再スタート。

出羽三山へ行ってきた(その3)

2017年09月05日 | 100名山
月山八合目まではバスで楽ちんに上げて貰い、いよいよ標高を上げていきます。
八合目の広場から見る下界はガスが掛かってハッキリと見えないし、上を見れば雲が速いスピードで動いています。
風も強くなり、早いとこ山小屋へたどり着いたが身のためのような.....不安。

八合目の標高はほぼ1400m、山頂1984mなので584m登らねばならない。
行く先は雲の中、風ビュービュー吹いてるし、気分落ちるわ....
な事思いながらも花がきれいに咲いていて、写真撮ったり、霧の中の皆さんを写真撮ったりで、あっという間に9合目の仏生池小屋。
ここで、甘酒を一杯頂くことに。いやあ、温まるし、とってもおいしいや。

ここまで追い越されたり追い越したりの一人の女性が小屋から先に山頂小屋へ向かい、暫くすると戻ってきたよ。
風が強く、体をくるりと回され怖くなってここから引き返すという。
そこへ我らがI隊長が優しい一言「僕たちと一緒に行こうよ、安心でしょ♪」、その言葉に皆が反応、不安な気持ちを取り去るように言葉を掛け、行動を共にすることに。

さて、スタートしましょう、が、ものすごい風だわ。
一人じゃさぞ恐かっただろうに、もう大丈夫、冗談言いながら、風の中を登ります。
彼女、喘息らしく、急な気圧の変化に対応するのが難しい。加えて治りたての風邪で咳が出てきたらしい。
なにか布があれば口を覆うように、そして出来れば喉を冷やさないようにとアドバイス、マスクがあったのでマスクを着用してもらう。これで心配はない、山頂小屋まで急ぎましょう。

花が綺麗だ、そちこちあちこちに咲いている。
といっても花の名前は僕の脳から出てこない、ほとんど忘れているんだ。
唯一出たのが「ハクサンイチゲ」のみ!(^^)!

ついに山頂へ!
そこには月山神社が祀られ.....写真撮影が禁止されています。
これから先は言えませんが、ホント御朱印帳持ってこなかった事、マジ後悔ですわ。
ここでも御朱印の紙を頂いてきました。

山頂の直下に山頂小屋、やっと到着~♪
受付を済ませ、部屋で着替えているうちに窓を雨粒が叩きつけている!
間一髪でこの天候だ、ラッキーとしか言いようがない。
も少し早めの到着が理想かもですな(;^ω^)

せっかく持ってきたコーヒーだったけど、飲むタイミングが無かったね、夕飯までの時間に一杯飲みましょう♪
ナオさんコーヒー、おいしいわぁ.....

そして夕食タイム!
半端ない美味しさ、山小屋の食事ではない、温泉旅館と変わらない手作りの料理ばかり。
数少ない小屋泊まり経験の中でナンバー1のごちそうをおなか一杯頂くと、オネムな時間に突入します。

そう、池袋からの夜行バスはなかなか寝付けずで、うとうとした程度、なので眠いは当たり前。
堂々とお先に就寝させて頂きます。
爺2名を除く女性陣は「カルカンソング、じゃあ無い、カルカソンヌ」というゲーム、何時までやってたの?

爺は早起きです。
夜が明ける前に目が覚めて、星が綺麗と聞き外へ出たり、そうこうしていると日の出がもうすぐ。

ダウンを着て日の出を見に山頂方面へ。

いやぁ、素晴らしい!
下界は雲に覆われて雲海となり、徐々にオレンジ色が薄くなり太陽がついに顔を出す。
静かな日の出をゆっくりと見た後は、鳥海山は何処かいな?
月山山頂の反対側らしく、山小屋の手前の広場から見えると教えてもらう。
月山山頂の奥に鳥海山が静かに佇んでいる、美しい。
次はあそこに登りたい。
「影月山が見えますよ」と教えて貰ったが、めったに見ることが出来ない影月山、運が良い事よ、初めて登って見ちゃったものね~♪

朝食♪
これも旅館で食べるようなメニューにほんとびっくり、お陰でご飯お代わりでお腹いっぱい苦しいのなんのって。
月山からの下山ルートは当初の予定と変更しました。
小屋の常連さんの情報によると、僕たちのルートは相当キツく、昨夜の雨で沢が増水し、ルートとしてお勧め出来ないとのご意見を頂き、諸先輩方のお勧めルートで下山と決まった。
月山から牛首、姥ケ岳を左に装束場、月光坂を下って湯殿山神社へ。
そこからバスに乗り羽黒山へ戻る。羽黒のバス停から鶴岡駅、新潟へ出て新幹線で帰るルートと決めた。

月山山頂からの稜線は花が咲き、緑の絨毯が目に優しく、澄んだ空気を太陽の光が透明感を増すように感じる。
本当に良い天気だ、雲一つない、最高~!









装束場から始まる鉄の梯子はいくつあったのかしら?
落ちる不安はないけれど、面白い光景も見ることができたね、お疲れさんでした!(^^)!



梯子が終わると道は沢となって、長靴じゃないと歩けなくなる。覚悟を決めてビブラムで沢を歩きます。
一度濡れてしまえば後は気持ちの持ち方で、なんとまあ気持ちの良い事か(笑)

湯殿山神社到着。

神聖な場、神妙な顔で靴を脱ぎ.....
ここも、ここまででお話はおしまいです。

是非とも月山、湯殿山のお参りへ行ってくださいませ。

そんな出羽三山の旅はここでお仕舞となり、あとはバス移動そして電車、新幹線です。



今回のメンバー、これ最強だと思います。
強度に対して強いのではなくて、面白く、楽しいメンバー最強という意味ですね。
また、このメンバーで行きましょうね!
何処へ行きましょうかね~♪

ナオさん、綿密な計画とリーダーシップありがとうございました。
また、計画してね♪



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