4Wheels Life

オートバイ、自転車、登山は過去の出来事、クルマと写真を趣味としている還暦過ぎのオヤジ、日々の記録として再スタート。

コーナリングについて考えます。

2007年10月23日 | 自転車
先ずは、スキーのターンイメージから考えて見ましょう。

今、スキー場でスキーをしています。....平行に並んだ2本のスキーは谷に向かって直滑降しています。
さあ、ターンに入ります。では左に曲がって行きましょう。
重心の移動を開始、進行方向の左に目線を移動、重心を内側(左側)に移動していきます。(内倒では無く、重心の移動)板は真っ直ぐそのまま進みたいのだけれど腰は左に移動、腰から下の足は傾斜し、くの字のような格好になる、足裏も当然傾斜してきますね。さっきまでは雪面に対して水平に接していたけど、重心の移動によってスキーの板と雪面には角度が生じます。
スキーの板にはサイドカーブ(スキー板を上から見るとセンター部分が細く、トップとエンドの幅が広がっています)があります、するとどうなるでしょう?スキーのサイドエッジが自然にターンを始めるのです。
重心は左に移動したけど、人間自体は真っ直ぐ谷へ向かっている、そのままだったら左へ倒れますね、しかし!スキーの板は自然に左へ向きを変えてくる。重力は谷に向かったままです。
スキーの板は次第に左方向へ向きを変える、人間はスキーの進行方向、つまりスキーと一緒に移動していく仕事を行いますが、徐々に板に対して谷方向の力が加速度的に加わってくる。
板はたわんできます。撓むと更にコーナーのアールが小さくなる、遠心力が加わり更に板を撓ませる力は大きくなる。コレがスキーのコーナリングだと考えます。

考えてください、重心はどこが安定するかと言う事。イメージです。
板の重心のセンター、つまりスキー靴の踵より少しだけ前辺りなのでしょうか?
決して前でなく後ろでもない。センターです。つまりです、平地で何も負荷の掛からない状態、ただ立ってる場所がセンターという事になります。スキーはそのように作られていますね。
では、自転車のセンターってどこ? 
BBのような気がしますが、どうでしょう?
今日はここまで。眠くなったぜ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久しぶりだなー | トップ | 重心? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

自転車」カテゴリの最新記事