マウンテン＆ビア

0722飯能駅発西武秩父行き最後尾車両集合は、3UPハイキング同好会久しぶりのお決まり集合。
最近ハマっているノルディックポールを持ち、昨夜印刷した1/25000地形図とコンパスはリュックの中だ。
集合は、総勢７名！　多いわ。
正丸駅に着くと、りかさんから「提案があります！今日は地図読みしながら行きましょう」ということに。
リカさんが勝手に用意してきたA4サイズ1/25000地形図２枚を配られた。（何をするのだ？今日は）
りかさんに地形図の上にポイントを指定された一人が先頭を歩いていくんだ、後ろに着く５人は現在地を確認しながら進んでいく。

すると、指定された場所に到着した先頭の一人が立ち止まる。
先ずは、そのポイントが正解かどうかをリカさんに確認、間違っていると、キツイ言葉が返ってきます「ブー、違います！」と。
正解であれば、その根拠、理由を問われます。南西方向に延びる尾根、東に谷、キツイ登りの後、緩くなり、この先に急な登りがあるから．．．．って具合にね。
で、次は後ろにくっついている５人が地形図上で現在地の点を示し、正解か不正解かを確認してもらう。
間違っていれば「ブー、違います」
まあ、大変な事なのだけど面白いんだよ、周りの地形をじっくりと見ていないと、自分の位置をロストしてしまう。
ロストしちゃうと、何か特徴的な地形が見つかるまでロストのまま。

僕の場合、大きな障害があるのね、老眼という最大の障害だ。
地形図の等高線を見るならば、老眼鏡がないと僕には難しいんだよ。そこで考えた！レンズ付きのプレートコンパスだ！
オリエンテーリング用のモスクワサムコンパスは、僕には必要無いのかも。

しっかし、面白いわ。
指示されたポイントが正解なのかどうか？　思いっきり真剣になるんだね、間違うとドエライ事になるからだ。
リカさんに「違います」と言われるだけでは済みません、みんなから何を言われるか、つまり「負け」になるのが嫌なのだ。
命がけの地図読みというと大袈裟かも知らんが、ある意味、そんな気持ちだと思うわぁ．．．．（笑）

そんな訳で、ノルディックポールは単なる邪魔者の一日となった。
ポールはリュックと背中の間に差し込んで、左手に地図とコンパスを持ちながら歩く。
歩くときであれば、背中のポールは邪魔にはならないが、走るにはやっぱり邪魔になる。ストックの先端を手で押さえながら走る必要があるんだ。そういえば、YouTubeで見たのは歩いている時の映像だったわ。
何かうまい方法がないものか？考えてないとイカンなぁ。

笠山を下るとトレイルは終了、温泉までの舗装道路を6ｋｍほど走るんだけど、桜が満開で素晴らしい景色を見る事が出来た。

笠山神社の下で、カタクリを見る事が出来たし、桃の花も綺麗だ。

春をこれほど感じられるって、実に素晴らしい事だねぇ．．．あぁ、幸せを感じるわ。

温泉の後は、本日のメイン・イベント！マイクロ・ブロワリーの地ビールで、プハー♪

僕は、バイツェンと小川エールの２杯でお仕舞。帰ってから3UPのお花見もあるからね。

帰りの八高線で隣に座っていた「てっちゃん（本物）」にいろんなお話を聞く事が出来たのも、面白かったわぁ。
その方、話がどんどん湧いて来るんだね、なんてったって「オタク」100％な方なのだ。
お蔭で、地図読みから電車まで、まる一日勉強の日となった訳だ。頭が熱いわ。