今年の「第27回日本環境感染学会」は
福岡で2月3日(金)4日(土)に行われました。
感染の学会の中でもとても大きな学会で参加者も多く演題も沢山あり
毎年楽しみにしています。
今回のは会場は3か所で
福岡国際会議場 福岡サンパレス 福岡国際センターでした。
途中異動時は雪や雨が降っていましたが、
傘がなくても小降りだったので大丈夫でした。
毎回病院から発表するのですが
今回は薬剤から発表してもらいました。
時間がない中エントリーから発表の準備まで、
本当にありがとうございました。
発表は
「医師の抗菌薬使用に関する実態調査 その1 使用開始前の細菌培養検査」
「医師の抗菌薬使用に関する実態調査 その2 開始・変更・終了時の検討事項」
医師全員に抗菌薬や細菌培養についてのアンケートを行い
その結果をまとめてくれました。
アンケートの集計も大変ですが、その結果から考察を考えて
次につなげる課題を見出すのがとても大変だと思いますが
時間がない中まとめてくれた薬剤師の方に感謝です。
ポスター発表はこんな感じ
そして感染認定の同級生と
去年東京都看護協会で発表した内容に考察をつけて
同級生がまとめてくれたものを発表しました。
「手指衛生の効果的な教育と取り組みについて
ー感染管理認定看護師のアンケート調査からー」
こちらは口頭発表でした。
感染の基本として手指衛生は基本的なことですが
基本的なことだからこそ徹底するのが難しく
どの施設でも試行錯誤しながら取り組んでいます。
やはり一認定看護師やICTだけの活動ではなく
病院として全体的に取り組む姿勢がなければ
また、患者や家族への教育も巻き込んで監視効果を利用した
組織的なシステムを構築する方向性を示唆する結果になりました。
去年のアンケート集計も同級生と協力して出来ましたが
今回その結果を頑張って考察しまとめてくれた
同級生にも感謝です。
発表も考察を膨らまし
得意な?話術マジックで深みのある発表になりました
・・・というわけで今回私の発表はありませんでしたが
共同演者として参加させて頂きました。
今回も自分が取り組んでいるSSI発表やリンクナースの取り組みを
中心に発表を聞かせてもらいました。
少しづつですが自分が出来る課題をみつけて
取り組めるように頑張ろうと思いました。