猫の住む街駅前珈琲店

家に帰る前にひと休みしていきませんか?最近はB T Sと韓流ドラマとフラダンスにはまってます。

母と友達

2018年03月13日 10時26分41秒 | 家族のこと
相変わらず毎週実家の母の元に通っている。

週3回看護師さんが来てくれる。
うち2回は家のお風呂に入る介助、そして1回は歩行リハビリをしている。

毎回健康状態を調べて、お風呂に入れてくれたり、外の散歩に付き合ってくれたり、
母の昔話を笑いながら聞いてくれる。
4人の看護師さんが交代で来てくれるが、どの方も人間として超越しており本当に頭が下がる。

昨日実家に行ったところ、前日に友達から電話があったと言い、母の様子が少し変わっていた。
髪もヘアクリームをぬり、シャンとしている。
その友達から、またみんなで食事をしようと話があったためだ。

母は、小学校時代の友達数人と毎年のように泊りがけで出かけていたことが懐かしくてしかたがないのだ。
その友人たちの中に男性もいて、ずっとチヤホヤされていたことが垣間見える。
一緒に学童疎開をした仲間で、絆の深さが違うのだそうだ。

家族旅行は、私が小学校の時に1回だけ鎌倉に行っただけなのに、だ。
この歳になって、そんなことを恨むわけではないが、
80歳過ぎにしては、母は時代の先端を行っていたのではないか。

定年まで、母は正社員で働いた。
夏休みには、父も母もお盆の時期に夏休みを取り、
夫婦別々に、各自の友達と旅行に行った。
私と弟は祖母に面倒をみてもらった。
それが当たり前と思って育ったが、自分が家庭を持つと
私にはそれができない。楽しくないと思ってしまう。
家族と旅行に行き、子供の成長を見て、同じ思い出をのちに話す楽しさの方を優先してしまう。
もちろんたまに友人との旅行は楽しいけれど、母は完全にそちらが優っていた。

いつもの10名ちかくの友達も少しづつ亡くなり、今回が最後の食事会になるかもしれないと言う。
一人前の中年女性になった私は、全面的にバックアップして、その会に連れて行こうと思う。
しかし見栄張りの母は、杖で電車で行くと言う。
「車いすでそばまで行って、そこから杖にすれば?離れたところで待っててあげるから」
こういう私に肯かない母。
間際になったら、髪も染めて服も新調したいと言い出すのではないか。

夫に愚痴ると「羨ましいよ、お義母さんのいいようにしてあげれば?」と言う。
夫のお義父さんは入院しているので、できるうちが幸せなのかもしれない。
自分がその年齢になった時、何をどう思うのか。どうしたいのか。
母とは違うのではないかなと、漠然と思う。
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味噌作り

2018年03月11日 11時35分10秒 | 毎日のこと
パン教室の先生は発酵食品の先生でもあり
今回は味噌作りを教えていただきました。

15時間も大豆を水にひやかして、2.5時間もゆでておいてくださり
まったく至れり尽くせりの味噌教室です。

その大豆を手とフードプロセッサーで潰して
麹や塩、醤油の実、煮汁と混ぜて団子にしたものがこれです。


これを家に持ち帰り容器に詰め、8月末まで待てば出来上がり!

いつものように先生が昼食を用意してくださいました。

煮大豆とじゃこの豆ごはん、先生作の味噌を使った味噌汁、
菜の花とクコの実の和え物、先生作の塩こうじで付けた肉の炒め物、きゅうりとセロリの一夜漬け。
こういうご飯美味しいよね~~!


そしてお味噌付けきゅうり。
マイルドなお味噌の味がダイレクトに楽しめます。

そして、ササっと先生がその場で作ってくれたカップケーキ。
桜の塩漬け乗せです。


そして約4kgの荷物を家に持ち帰り容器に入れました。
先生はホーローの容器だったけど、5000円くらいするので高い!
そばに売っていた梅酒のガラス瓶で作ることにしました。なんと800円ほど。
プラの容器よりはガラスの方がいいかと思って。
上に1.5kgほどの塩をビニールに入れて重しにしています。



あとは発酵を待つばかり。楽しみです。
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