呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

山廃仕込純米酒 片野桜 無濾過生原酒

2017-09-03 | お酒
久しぶりの大阪のお酒です。
大阪府の山野酒造株式会社さんの山廃仕込純米酒 片野桜 無濾過生原酒です。
http://katanosakura.com/






東京だと中々大阪の日本酒が買いにくいんですね。
扱っているところも少ないようですし。
前回の秋鹿以降は現地入りしないと購入できないかなと思っておりました。

しかも今回はこちらも久しぶりの山廃仕込ですよ。
というか山廃自体殆ど飲まないんですよね。
前は京都の玉川でした。
このお酒のインパクトが強くて次に手を出すのがちょっと怖かったり。

さて開封。
全体的には弱い薫りですが、芯の通った麹の薫りがします。
心なしか秋鹿も似たような感じだった記憶が・・・。

では戴きます。
一番強いのは酸味ですね。その後にほんのりの甘みと苦味が追います。
また、開封時に感じた麹の薫りがふわりと鼻に抜けますね。
アクセントとなってなかなか良い感じ。
最後には旨みがじんわりと残る感じ。アミノ酸度が高いんでしょうかね。

全体的に言えるのが味が濃く力強さがあります。
味が濃くても口当たりは丸く柔らか。
先に挙げたように酸味が一番強いのですが刺刺しさは無いですね。

ラベルにあります通り日本酒度は+5.5ですが、個人的に感じたのは+3くらいですね。
数値程辛くないな。ちょっと冷やしすぎたかな?


さて二日目。
鼻からの薫りは初日と変わりませんが、口に含んだ時に広がる薫りは二日目の方が
強くなったように感じます。
また、良くある二日目の苦味増加がこのお酒にもみられます。
ただし苦味自体に厭味が無いので今回はありですね。
初日に強かった酸味と二日目の苦味が良いバランスで凄く良いです。


今回はお酒単体で美味しいのでつまみは不要かと思いましたが一応投入。

初日
えだまめ→凄く合う
鰯の佃煮→凄く合う
二日目
サンマの佃煮→凄く合う

そのまま→凄く美味い
最強だ。

難点を挙げるとすると・・・減りが早いこと(笑)
いやー困ったもんだ。

個人的に甘く香るお酒が好きなのですが、こういう芯の通った力強いお酒も
また良いですね。
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コメント
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