呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

純米吟醸 裏翠玉

2024-10-06 | お酒
今回の一本は純米吟醸 裏翠玉





翠玉ですがラベル反転ですよ。
裏~という銘柄は結構見ますね。
実際何が違うんだろう?という気はします。
今回の裏翠玉はいつもの翠玉と異なり辛口
方向に振っているお酒のようです。

裏翠玉は秋田県の両関酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.ryozeki.co.jp/


開封
とても華やかな吟醸香があります。
前の翠玉が澄んだ甘さのあるお酒だったので
どうしても甘い印象を受けます。
色はガラスの酒器に注ぐと結構しっかりと
わかるくらいの黄色です。

ではいただきます。
ほーほー、なるほど。
辛口かと言われるとうーんと唸ってしまう味で
然程甘くない甘口といった方が正解かもしれません。

それでもやや鼻をくすぐる感のある刺激のある香りと
思いのほかしっかりとした苦みがあるので辛口傾向
ではあるかなという印象も受けます。

日本酒度でいうと+2あるかな?という程度。
本格的な淡麗辛口のガッツリな日本酒好きには
ちょっと厳しいかもしれませんが、翠玉の流れを
しっかりと汲みつつ香りのある甘くないお酒なので
甘口派でも受け入れられそうです。

初日のおつまみは最近お気に入りの某コンビニ製の
クリスピーチキン。
今回のお酒と合わせると若干お酒の甘みが際立ち
ますがそれ以外は完全にわき役化。チキンの美味しさが
増すのでとても相性は良いです。


さて二日目
一口目はやはりほんのり甘めに感じます。
で、後から酸味と苦みが出てきますので辛口気味かなと。

二日目のおつまみはひじきの和え物。
やはりつまみの邪魔をしないお酒ですね。


という事で初めての裏翠玉でした。
最初は全く分からず珍しさだけで選んだお酒でしたが
なかなか好みの良いお酒でした。
何度か書いておりますが香る辛口という銘柄はそこまで
多くないんですね。そんな中の辛口傾向の翠玉はとても
良い塩梅のお酒でした。

初めて見た銘柄でしたが普通に売ってるんでしょうか?
そもそも翠玉自体がどこで買えるお酒という感じでも
ないですからね。個人的に甘く香るお酒が一番好きですが
甘いお酒は飲み疲れるというのでしょうか最初は良くても
あとあと厳しくなることがあります。
そういう点では辛口は料理にも合いますし、そこまで
飲み続けるのが厳しいという事もないです。
裏翠玉がどういう販売方法なのか不明ですが通常と同じく
生産、出荷しても良いんじゃないかなと思います。

生粋の翠玉、花邑ファンからすると辛い=邪道だ!と
いう方も少なからずいるかもしれませんけどね。

コメント
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