1978年 松竹
渡瀬恒彦 吉永小百合
高橋悦史 山本圭
岡田英次 山崎努
太地喜和子 森田健作
永島敏行
風間杜夫
三上真一郎
橋本功
神山繁
鈴木瑞穂
久米明
内藤武敏
浜田寅彦
松本克平
永井智雄
渥美国泰
嵯峨善兵
神田隆
浜村純
塚本信夫
デニス・ファーレル
勝部演之
伊藤克
河原さぶ
園田裕久
泉じゅん
中島ゆたか
渥美清
滝沢修 佐分利信
岡田嘉子 小沢栄太郎
丹波哲郎 三国連太郎
原作 小林久三
監督 山本薩夫
岩手県、濃霧の国道4号線。
交通事故発生の報を受け警戒中のパトカーに無謀運転のトラックが接近。
パトカーは追跡するが、トラックから機関銃で攻撃を受け溝に落ちパトカーは爆発炎上する。
利倉・内閣調査室長は陸上自衛隊警務部長・江見陸将補に連絡を取り調査させる。
江見陸将補はA種特定退役者の所在を確認するが、行方不明のものに藤崎顕正・元1等陸尉がいるのを知り驚愕する。
A種特定退役者とは危険思想の退役者であった。
藤崎は江見陸将補にクーデターを訴えたものの拒絶され、報復として江見陸将補の娘・杏子を拉致監禁、レイプし妻にしていた。
藤崎と藤崎に心酔する元・自衛官は寝台特急さくらに乗り込む。
パトカーから見つかった銃弾は、アメリカが日本の隣国K国に援助したものだった。
佐橋総理大臣は緊急閣僚会議を開く。
佐橋内閣は保革伯仲下、派閥均衡のための弱小内閣であった。
その中でも大畑派の小山内建設大臣は力を持っていた。
現役自衛官2000人と退役自衛官によるクーデターの可能性があり、黒幕は大畑派の首領、大畑剛造だった。
佐橋総理大臣は三上統合幕僚会議議長にクーデター鎮圧を命ずる。
クーデター不参加を誓約する部隊が多数で、一部クーデター遂行派も武力鎮圧されていく。