平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 航空自衛隊 31
次期主力戦闘機策定
ロッキード・マーティン F-22Aラプター戦闘機
は
アメリカ議会での輸出許可は下りず、
ロッキード・マーティン F-35AライトニングⅡ戦闘機
が
FX次期主力戦闘機に決定した
が、
開発に難航して完全作戦能力獲得に時間がかかっており、
その後の紆余曲折が予想された。
1972年
から
140機が導入された
マクドネル・ダグラス F-4EJファントムⅡ戦闘機
は
初飛行1958年、
配備1971年
で、
老朽化が激しい。
早期に後継機
ロッキード・マーティン F-35AライトニングⅡ戦闘機の増備が望まれた
が、
ロッキード・マーティン F-35AライトニングⅡ戦闘機
は
年6機
の導入にとどまる。
1981年
から
配備された
マクドネル・ダグラス F-15J/DJイーグル戦闘機
の
1984年までの導入分である非MSIP機100機
は
デジタル・データ・バスが無く、
アクティヴ・レーダー誘導
の
AIM-120先進中距離空対空ミサイル、
AAM-4空対空ミサイル(99式空対空誘導弾)
が
使用できず、
現代戦では通用しなくなっていた。
マクドネル・ダグラス F-15J/DJイーグル戦闘機の非MSIP機100機の後継機導入も急がなければならなかった。